ウォーキング・デッドシーズン9 第2話『復興の道』 あらすじと感想

ウォーキングデッドシーズン9、2話目の感想です。副題は『復興の道』

あらすじを追いつつ書きますので、ネタバレします。まだ見てない方はこの先は読まれないようになさってくださいね☆

→ウォーキング・デッドシーズン9 第1話『新たな幕開け』 あらすじと感想

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FOX公式のYou Tube ウォーキングデッド第二話予告はこちら↓

あれから35日‥

リックがニーガンにそう話すところから始まります。近況を話しているようです。

みんなキャンプにいます。ゴミ山のリーダーだったアンとタラが一緒に歩いていたり、ロジータがオーシャンズたちに武器を渡していたり。

ジェリーは、キングダムの住人だったぽっちゃりのおばちゃんとデキているようです。元救世主たちもリックに挨拶しています。壊れた橋を直すためにキャンプを張って滞在しながら修理を進めているようです。

キャロルとエゼキエルは仲良くしていて、ヘンリーを息子として育てているようです。

橋の修復は、ユージーンが設計など中心となっているようです。

リックたちは、近くをうろつくウォーカーの群れごとに名前をつけて、動きを見張っています。『ホレイショ』が近くを通りそう、とか『マーガレット』が来る、とか群れの名前でウォーカーたちの動きを話しています。リックは順調だ、とニーガンに語っていますが、元救世主たちのことはそうでもなさそうです。元救世主たちがそばを通れば、キャロルの顔が何か考えている顔になったりしていますし、ユージーンが『また1人救世主が減っていた、1ヶ月に6人だ』とリックに報告しています。減ってるって…怖いですね。この新しい共同体を抜けようと逃げ出しているのか、または他に何かに巻き込まれて行方不明となっているのか‥。

イーニッドはセディクの指導の元、研修医として勉強中で治療も行っています。

食料不足が問題で、アレキサンドリアとヒルトップが聖域に食料を供給しているけれど、足りなくてミショーンがヒルトップへ交渉に行っているところです。

ヒルトップが聖域に食料を送ったけれど聖域には届いてない、と言われているようで、どういうことなのか、聖域が嘘をついているのか、ウォーカーに襲われたのか‥いずれにせよ、聖域には食料が足りないので、もう一度わけてほしい、とミショーンが頼みこみ、ジーザスもまだ余剰があると言いますが、マギーはあげたくなさそうです。鋤が壊れているけれど直せる鍛治工がいないし、というマギー。マギーを襲った鍛治工のアールは、まだマギーによって檻に入れられており、ミショーンはいつまで入れるのか、そういった規則を作らないといけないわね、と話します。マギーは、聖域からの燃料がもらえないなら、余剰の食料も渡さない、と言い切ります。

大事な食料、本当に届いてないのかウソかもしれない聖域の奴らに、何度も渡したくない気持ちはわかりますね。グレンを殺した連中です。本当はこうやって協力しあうこともマギーは納得してないでしょう。

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橋修復キャンプでは、橋を修復しながら、アーロンがあのリックが見つけた赤ちゃんを育てていて、その話をダリルにしています。君もいつかわかる。ダリルはいいパパになるよ、と言うアーロン。うんうん、ダリルはステキなパパになるだろうな💕

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ヘンリーが元救世主たちみんなに水を配っています。水を一杯もらった元救世主のジャスティンはもっとよこせ、とヘンリーを突き飛ばし、たくさん飲みます。ヘンリーはすかさず棒でジャスティンを倒し、去りますが、ジャスティンはヘンリーを追おうとします。ダリルがすぐに止めに入ると、ジャスティンはベビーシッターはいらねえんだよ、とダリルを殴り、殴り合いになってしまいました。ジャスティンは一発で吹っ飛ばされたので、砂をダリルの目に投げて殴りかかるという卑怯さ😥アーロンもほかの救世主とやりあっていて、そこへリックが止めに入りました。

ダリルは激怒。テントに戻りリックと言い合っています。ダリルは『あれを許すのか?』と言いますが、リックは『橋を直すまでは我慢だ、それが最優先だから』と話します。すでに大勢の元救世主たちが去って労働力が減ったそうです。ダリルは『そう言うやつらだ』と言い、キャロルも『非協力的な人種だ』と言います。過去のことは忘れられない、というキャロルですが、リックは『簡単ではないが忘れるのではなく前進しよう、みんな仲間だとわからせる』と言います。

しかしダリルは、『俺たちは同じ味方なのか?』と言い返します。救世主たちのことではなく、この状況で自分とリックが同じ味方といえるのか尋ねているのです。『味方でいたいがあんたは耳を貸さない』と。ダリルの不満はだいぶ溜まっているようです。キャロルはリックに対して『あなたは頑張ってるけど心の準備ができてない人もいる』と言います。

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ヒルトップでは、アールの妻タミーが『いつ夫に会えるの?』とジーザスに怒っています。

ミショーンがどうするのかジーザスに尋ねるとジーザスはマギーに従う、自分は判断しない。でも彼女を夫に会わせたいと言います。ミショーンは、だったらマギーに話して、マギーはあなたを信用してる、と言い、ジーザスは僕だってマギーを信じている、マギーの勘を。みんな間違うことはある、君も僕も、と言います。ミショーンは『みんな間違うからこそ、一人で判断するのは良くない』と言います。その通りで、マギーの独裁者的な態度はちょっと‥ですよね。

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キャンプでは、ゲイブリエルが探しているある女性の顔を、アンに書いてもらっています。アンは、リックとモーガンとゲイブリエルにはここのコミュニティに受け入れてもらっているけれど、他の人たちはそうでないことを感じています。ゲイブリエルは、自分も初めはそうだったけどリックは手を差し伸べてくれた、慈悲深い男だ、と言います。アンはゲイブリエルの手を握りますがゲイブリエルは自分の手をどけます。なんだか怪しい雰囲気!!( ゚д゚)

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ヒルトップではマギーとジーザスが話しています。

マギーの机の上をみて、またジョージーからの手紙?とジーザスが聞いています。以前の手紙を読んでいたの。いろいろ教わったけどまだやることがある、というマギー。ジーザスは合併する?と聞きますがマギーはそこまで信用はしてない、と言います。ジョージーって誰やねん?とお忘れの方のために説明しますと、ジョージーとは、ウォーキングデッドシーズン8の12話目に登場した別のコミュニティの人物です。

ちなみに左がヒルダ、右がミッジです。ジョージーはヒルトップに、レコードをくれたら、私の知識をあげるわ、と取引を持ちかけてきた人物です。最初は怪しんだマギーたちでしたが、最終的には信用し、レコードと引き換えにマギーたちは風車や水車、サイロの設計図、穀物の育て方などが書かれた『未来への鍵』というジョージーが書いた本をもらいました。次に会うときまでに良い共同体に成長していることを期待してるわ、と言い去っていきました。あれ以来登場しなかったので一瞬だったなぁと思いましたが、こうやって話題に出るということはまた今後出てきそうですね。ちなみにウォーキングデッドの原作に、ジョージーはこの人が元では?というようなキャラクターがいるようです。

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話は戻しますが、ジーザスはタミーの件をマギーに話しています。いい人の君には反対意見を言える、と微笑むジーザス、イケメン天使👼💕その説得によってマギーはタミーをアールに会わせてあげました。

マギーは、そのあとアールと二人で話しにやって来ます。アールは昔お酒に走ってアル中状態でケンが生まれた時も飲んでいたそうです。断酒会にもいったがやめられなくて、ケンが2歳の頃、迎えに行くときにも酔っていて、ケンを車に乗せて事故を起こしてしまったそうです。離婚されると覚悟したけれど、タミーは許してくれて、あれから一度もお酒を飲んでなかった。だけどあの、マギーを襲った晩に久しぶりに飲んでしまって‥とアールは言います。それを聞いてマギーは話してくれてありがとう、と言います。アールはなぜ自分ではなく、グレゴリーを吊ったのか聞きますが、マギーは間違ったかしら?と聞き返すと、アールはいいや、と答えます。

遂に亀裂が‥

タラは、クレーンの上のようなところに日傘を立てて、ウォーカーたちを見張っています。無線でリックを『マザーグース』とコードネームで呼び、『ホレイショ』がポイントに到達と伝え、リックが『決行だ』と言うと『笛吹き1、開始よ』とタラ。すると別のポイントにいたジェリーがサイレンを鳴らし、その音でホレイショの集団が向きを変え、リックは『伐採場へ着く前に第2のサイレンを』と伝えます。すると『笛吹き2、頼むわよ』とタラが無線に話します。そのタイミングで、リックへ話しかけてきたアルデン。アルデンは行方が分からない救世主たちは、家族が残っていたり、赤ちゃんが生まれたりした者たちもいるのに、と不安に思っています。自分たちは銃を渡されてないし‥と訴え、リックはそれには理由があるし、俺たちが守る、というと、アルデンは『守るから働けと?ニーガンもそう言った』と言い返します。リックは何か言いたそうにしますが、それよりも、タラとやり取りしてる無線で『笛吹き2』が反応しないことで、伐採場にウォーカーの群れが到達してしまう、という問題が発生し、アルデンとの話は中断しました。

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伐採場にはダリルたちがいます。ウォーカーに気付いたダリルはみんな逃げろ、と言います。丸太を上から綱で引いていた元救世主たちは下にアーロンたちがいるのに、確認もせず綱をさっさと離して逃げようとし、アーロンは隣で作業していた人を庇い、自分の腕が丸太の下に下敷きになってしまいました。ダリルが丸太をどけようとしますが、重くてビクともしません。ダリルに自分は置いて行け、というアーロン。もちろんダリルは逃げないし、近づいたウォーカーを両刀で倒し、アーロンを助けますが、丸太の下になったアーロンの腕はもう骨が見えるほどボロボロでした…

そこへリック、キャロル、エゼキエル、オーシャンズなどその他大勢が駆けつけました。次から次に現れるウォーカー、みんなで戦いますがキリがありません。リックは丸太が積まれているところに目をつけ、丸太を結ぶ紐を撃ち抜き、丸太が落ちてウォーカーを次々潰します。人に当たったらどうすんだ!と思ってしまいましたが、ドラマなので都合よくそこは大丈夫でした(笑)

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キャンプに着いたダリルとアーロン。救護のテントへすぐにいきます。セディクはいないのでイーニッドだけです。アーロンの腕の状態を見て、イーニッドは腕を切断する、と言います。何?!とアーロンは慌てます。麻酔をしている時間は無いようで、ダリルが押さえ、アーロンは覚悟を決め、イーニッドが決心した顔で切り始めました。

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処置を終えたダリルは激おこの形相でテントを出てきて、他のテントへ入りました。そこにはキャロルがいて『言い訳は通用しないわ!』と誰かに怒鳴っています。ダリルがキャロルに『誰が群れを見逃した!』と聞き、キャロルが目をやった先には、あのクソのジャスティンがいました。『無線の電池が切れてたんだ』というジャスティン。ダリルは『ふざけるな、太陽光発電だ!』とブチギレ、ジャスティンは『俺のせいじゃ無い』とどなり返し、ダリルはボッコボコにします。キャロルがなんとか止めて『殴っても解決しない』と言いますが、ダリルは『殴らないとわからない』と言い捨て去ります。それをヘンリーやみんなが見つめています。不穏な空気です…。

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ヒルトップではマギーとミショーンが話しています。マギーもルールを作ることに賛成しました。そして、食料は聖域へ運び、アールは檻を出て鋤を直しています。マギーの頑なだった考えが変わった理由はアールのお酒の話でした。マギーの父のハーシェルもお酒に依存していたけれど、やめて善人になりそれで多くの人が救われた、という過去がありました。ミショーンは私も救われた、と相槌を打ちます。マギーは『グレゴリーはチャンスを無駄にし続けた。後悔はしてない。変われる人もいれば変われない人もいる』と話します。『その判断は誰が?』とミショーン。ごもっともで、マギーの独裁者ぷりが心配でしたよね。マギーは『それはこれから考える』と言いました。

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橋修復のキャンプでは、リックとすれ違ったジャスティンが『犬はつないどけ』と言い放ちます。リックが振り返り『は?』と聞き返すとジャスティンは『あんたのペットに殺されそうになった』と言います。ダリルのことをリックのペットと言ってるんですね😑

リックは静かに怒りを抑えながら『俺は保安官だった。お前みたいなクズの戯言をよく聞いたよ。そいつらは全員人のせいにしやがった。ここに立ってよく聞け。「疑わしきは罰せず」は終わりだ。今晩は、ここにいていいが明日の朝、荷物をまとめて出て行け、今度その顔を見たら、縫うだけの傷じゃ済まないぞ』と脅しました。ジャスティンは『朝まで待たなくったって、今すぐ出て行ってやるよ』と言い捨てました。

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アーロンの休む救護のテントへやってきたリック。ダリルがそばについていて、処置をしたイーニッドをリックが褒めました。リックは、アーロンのそばへ行き、『てっきりうまくやってるとばかり思っていた、すまない』と謝りました。『みんなを追い詰めた。俺のせいだ。橋の修復の計画を優先したからこんなことに』と言います。アーロンは、『こんな世界になり、全てが終わったと思っていたが、あんたが変えた。世界の終わりではなく、新たな世界を作っていて、自分はその一員になれて光栄だ』と言います。アーロンいい人(T-T)

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別の場所では、見張りをしているアンとゲイブリエルがいます。アンが、描かされていた絵の女性はだれ?と聞きます。ゲイブリエルは、昔の大切な人だが、自分が恐れたことにより彼女を失った、と答え、アンは独身主義と思ってた、と言います。ゲイブリエルはカトリックではないよ、と言うとアンが、それならなぜ自制するの?恐れてる?それなら残念だわ、と言いかけている途中でゲイブリエルがアンにキスをしました。

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キャンプではみんなが火を囲んでそれぞれが談笑しています。キャロルは、指輪をまだ持ってる?とエゼキエルに聞いて指輪をはめました。結婚の申し込みを受け入れたということなんでしょうね♡

リックはそれをじっと見つめています。

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最後はリックがニーガンに話している最初のシーンに戻りました。

リック『つらい一日だった。最近で一番辛かった。仲間が片手を失った。計画は遅れ、人々はいがみあって以前とは変わってないが、日が暮れるとみんなが集まる。全員ではないが十分だ。共にいることを選択した。わかるか?何が起きようと団結するのが人間性というものだ。それを実践している』

ニーガン『大層な理想だな。実現したら見たいね』

リック『無理だ。お前はこの牢屋で朽ちていく』

ニーガン『それなら最後の望みを聞け』

リック『偉そうなフリをするのは疲れないか?』

ニーガン『ソーセージを与えれば支配できると思うか?いずれ崩壊する。必ずな。その日も話を聞かせてくれ』

リック『前進してるよ、お前なしで。言った通り、未来を築いてる』

ニーガン『それはカールのためか?』

リック『…お前は息子の名前を口にするな』

ニーガン『お前は、家族を失った、俺もだ。その橋は未来ではなく、死者への慰霊碑だ。お前は世界を救っちゃいない。俺のために準備してるんだ』

なんだか怖い未来を暗示するかのようなセリフです(((((((( ;゚Д゚)))))))

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その頃、アンはゲイブリエルと別れたようで、クレーンの上で1人、見張りをしています。空を光が飛んでいます。ヘリコプターでしょうね🚁アンはそれを黙って見つめています。何か知っているかのようです。

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最後のシーンでは追い出されたジャスティンがひとり夜道をお酒を飲みながら歩いています。ふと、何かの気配を感じ、警戒しながら近づきます。そこで誰かに出会い、それはウォーカーなどではなく誰か知り合いだったようで、『なんだよ、あやうく殺すとこだったぞ』と言いかけたところ、その何者かがジャスティンを襲いました…。

リックの作ろうとしている世界は今にも崩れそう…

リックはカールが死ぬ前に言ったことや、カールからの手紙の内容で心を変え、決意し、作ろうとしている新しい世界は、すでに亀裂が入っていて、もう怖い予感しかしません。反抗的な元救世主たちと仲良くなるのは難しそうだし、そんな邪魔者が出るたびに外に放り出してたら、そいつらがまた徒党を組んで悪さするんじゃないか、とか私は不安になります。またキャロルもダリルもマギーも不満を抱えていて、キャロルはともかく、マギーとダリルには不安しかありません。ずっと一緒にやってきた仲間なのに、こんなのは見ていたくないし仲良くしてほしいな…。ウォーキングデッドシーズン9、今後どうなっていくのでしょう…。

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