ウォーキングデッドシーズン8-15『偽りの顔』あらすじと感想

さて、シーズン8の最終話まであと1話となりました。

ウォーキングデッドシーズン8、15話目『偽りの顔』。

あらすじを追いながら感想を書きます。ネタバレしますのでお気をつけくださいね⭐️

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カールからの手紙

スタートは、リックがカールの手紙を読むところから。ずっと読まずにいたリックですが、前回、ミショーンに読んで、と勧められてようやく読むことにしたのでした。

カールの手紙は幼い頃の思い出話が綴られています。リックと手を繋いで散歩した3歳の時のことも。大人になるということは愛する人を守るということだとカールは書いています。

パパに安心してほしい。パパと手を繋いだ僕のように。5分だけでも安心できるなら僕は何だってする。

というセリフがありました、泣けます。

カールの手紙のいいたいことを要約すると、

ニーガンは投降なんてしない、だからリックが終わらせるべきで、ニーガンと和解し相手を殺さなくてもいいように、安心して暮らせるように出口を見つけて、取り戻してほしい、リックと手を繋いで歩いたようなあの日々を。

とのことでした。カールは平和的な解決を望んでいます。リックは、それをカールが死ぬ時に話したことや、カールからニーガンへの手紙を読んだ時点でわかっていたと思いますが、改めてリックに向けて書かれた言葉、どのように受け止めたのでしょうね。

読み終えたリックは、ジュディスと手を繋いで歩いているミショーンと目が合いました。ミショーンは微笑みます。

そのあとのミショーンは、1人、ニーガンの手紙を取り出すところが映されていました。どうするつもりなのでしょう。

【サイモンとグレゴリー】

ヒルトップからほかの捕虜と一緒に逃げてきたグレゴリーがサイモンにつめられています。

サイモンはニーガンは死んだと思っているので自分がリーダーだと言い、グレゴリーを殺すかどうか考えよう、と言っています。殺されないために、グレゴリーは必死に媚びたり自分の使い道があることを力説しています。

【アーロン】

そういえばアーロンのこと忘れてました（笑）アマゾネスたちを説得するつもりで、イーニッドを先に帰らせていましたね。

森の中をアマゾネスたちが歩いていてアーロンと出くわします。アーロンは空腹で、出てきたウォーカーを倒した後、倒れてしまいますが、アマゾネスの女たちは、それを放置して去りました。

裏切り者は変わらない、変われない？

【ユージーン、ゲイブリエル】

ユージーンは銃の弾を作るように言われていますが、ニーガンは死んだと聞かされ、サイモンからの命令で途方も無い数の弾を作れ、と無茶振りされたので、それにイライラしています。なんとか誤魔化す方法を考えているようです。

弾を作るメンバーの中にはゲイブリエルもいます。咳き込んでいますが、あの死にかけの時は脱していました。ユージーンが『インフルエンザかクリプトコッカス症だろう、でなければとっくに死んでいる』と言っています。そしてゲイブリエルが空の薬莢を作っていることに気づき責め立てています。

ゲイブリエルは、いい人に変わったと思っていましたが、殺されるかもしれない、となった今、『手伝いたくないが死ぬのが怖い。私は変わっていないのかもしれない、あの信徒たちを追い出した時の私と同じで臆病なケダモノが生にしがみついている』と言っています。泣くゲイブリエルに『声を出して泣くな』とユージーンは偉そうです。もう‥こいつ本当に嫌い。日和見主義の自分が良ければ何でもいいやつ。

ユージーンは外で試し撃ちしてくる、と外へ出ました。そのときです。付き添っていたニーガンの一味が突然ボーガンに撃たれ、逃げようと振り返ると後ろのニーガンの仲間もロジータに殺されているところでした。

ダリルに銃を突きつけられ、捕まったユージーンはダリルとロジータに連れ去られました。

【ニーガンとドワイト】

ドワイトが外でタバコを吸っていると、ニーガンが現れドワイトは驚いています。

ニーガンは『リックに襲われ、腐乱人に襲われたが誰も助けにこないとはな。お前は自分が何者か忘れているのか』と責めています。ドワイトはナンバー2のサイモンに従っただけだ、自分はニーガンだ、と言い訳をします。

ニーガンはそれでいい、自分が何者か忘れるな、これからも共に生きようと言います。なんだかずっと含みのある顔をしています。何か知っているでしょうね。

ニーガンが聖域に戻るときに、車で拾った誰かは、アレキサンドリアに攻め込んだ時にドワイトが撃って殺そうとして逃げられたあの女でしょうから、きっとドワイトの裏切りも聞いているはずです💦

【ニーガンと幹部たち】

サイモンはニーガンを助けに行かなかったことの言い訳をしています。

ニーガンは『最初の頃を思い出す。ここをお前と掌握したとき、おれが秩序をもたらす前、お前はあの町の男と男児を皆殺しにしたろ、お前は猟奇的なクソ野郎だと思ったよ』と言っています。あの町ってアマゾネスのことでしょうか？

ニーガンは『手を組むのもそばに置くのもおぞましい。だからずっと監視していたんだ。ひざまずけ』と言います。

サイモンはひざまずき『抵抗はしない』と言います。

ルシールによる処刑が行われるのかと思ったらニーガンは『全て許す』と言いました。

しかし、サイモンがニーガンの命令に背き、ゴミ山の連中を皆殺しにしたことを知っているニーガンがそのことを持ち出さなかったので、何か考えがあると思われます。

サイモンは『あなたを失望させない』と言っています。

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さて、サイモンの裁きは終わり、ニーガンの合図で部下が地図を出しました。

新たな作戦です。ニーガンは『印をつけたところを新たな中継地点とし、農民を外に出さないよう、だれか1人でも出るたびに殺していく。明日の午後、10人の部下を連れて、出来る子博士が作った弾や、物資を運ぶためここへいく。お前たちも同時刻にそれぞれの地点へいけ。明日の終わりにはヒルトップを包囲する。』と言います。

作戦を伝えた後解散となりましたが、ドワイトだけは残れ、と言われます。

ニーガンは『お前は賢い。シェリーのこともあり、顔も焼かれたのに、バカな真似はしない。自分の仕事を確実にこなしている。肝が座っている。生きるために何をすべきかわかっている。これからもそのことを決して忘れるなよ』と念を押しました。黙ってうなずくドワイト。

何かおかしいことに気付いて、ドワイト！

【ダリル、ロジータ、ユージーン】

ユージーンは『私を殺さずにつれていくのは、懐旧の情にかられているからか。だったら浸るがいい。』などとほざいています。

切れるダリル（笑）そりゃそうです（笑）ユージーンは人をイラッとさせるのが得意すぎですね。

『黙らねえと舌を切るぞ』というダリルを止めるロジータ。『急がないと奴らが探しにくる』と言います。

ユージーンは喋り続けます。

ロジータに向かって『君のために、「弾を作った」と言った』と言っています。そう、あの、ニーガンが聖域に乗り込んできたカールを連れてアレキサンドリアにやってきた時、ロジータが撃った手作りの弾を見て、ニーガンは誰が作ったのか聞き、ロジータは私よ、と言いましたが、ニーガンは信じず、誰か名乗り出ないとロジータを殺すと言い、ユージーンが自分が作った、と名乗り出たのでしたね。あの時はユージーンが人のために勇敢になった！と感動したんですけど‥😑

ユージーンは『ニーガンのところに連れていかれ、殺される、拷問されると思ったが生かされた。抵抗しようとしたが、本質の殻は破れなかった』と言っています。ロジータはあんたが奴らを聖域から脱出させた。仲間が死んだのはあんたのせい。と言います。それに対しユージーンは『リックが悪い。嵐の中に突っ込んだのはリックだ』とニーガンと同じようなことを言っています。

今度はロジータがブチギレました。銃をつきつけ『自己中ね、臆病な裏切り者。唯一の仲間を裏切った。あんたが死ねば世界は良くなる。殺さないのはあんたの頭の中が必要だからよ。闇の中に閉じ込めてあげる、そして知恵が必要な時だけ光を見せてあげる。望み通り生きられるわ。あんたの哀れな命を役立たせるのね』と言います。

ユージーンはめっちゃ怒った顔してます（笑）

なんだこいつ。裏切ったこと反省してませんね。

【ドワイトとサイモン】

ドワイトは、地図を書き写し、リックたちに知らせようとしています。そこへサイモンがやってきました。サイモンはニーガンに従うフリをしてまだ諦めていなかったようです。

サイモンは『話がある、不満をもつものたちと真剣に話そう。お前も今の体制に不満を抱いているだろう？時はきた、同じ意志をもつものを集め、すべきことをするんだ。何を迷う？あいつに何をされた？コケにされ全てを搾り取られた。中庭に集まれ。そして実行するんだ』と言い、ドワイトはやる、と言いました。

【ダリル、ロジータ、ユージーン】

ダリルたちは乗って逃げる予定の車まで辿り着きましたが、ウォーカーが集まっています。

ダリルは自分が始末する、そいつを見張っていてくれ、と言います。

ユージーンは、別の方向からもウォーカーが来るのに気づき、指を喉の奥に突っ込んでロジータにゲロを吐き、逃げました。毎度逃げ方がひどいですね😰すぐに追うロジータですが、ウォーカーに阻まれます。

銃を撃つロジータ。もう殺してもいい、という気になったのでしょう。

ダリルとロジータは後を追います。ロジータが『見つけたら頭をぶち抜いて』と切れています。ユージーンは灰の山の中に入って2人をやりすごしてしまいました。

【アーロン】

気を失っていましたが、雨が降りだし目が覚めました。雨を集める仕掛けを作っていたようでその水を飲みます。と、そこへウォーカーがやってきて、アーロンはやっつけたあと、ナイフを失くしてしまいました。必死に探していると、他にもウォーカーたちがやってきました。木の幹を拾って必死に戦い、なんとか倒し、泥まみれで倒れるアーロン、、また気を失ったようです。

気がつくとアマゾネスたちが取り囲んでアーロンを見下ろしています。

アーロンは『君はイーニッドのせいで、ナターニャが死んだと言うが、救世主が君たちを変えてしまったんだ。彼らが悪い。隠れて誰も信じず望まない暮らしをさせられて。これからもずっと傷つけられるだろう。脱却する方法は１つだ、戦え！』そういってまた気を失いました。

顔を見合わせるアマゾネスたち。心変わりしてくれたでしょうか？

裏切りは全て白日の下にさらされ‥

【聖域】

中庭で待つドワイト。サイモンが仲間たちを引き連れてやってきました。『ここへ来たということは俺たちは同志だ。敬意を払って彼にふさわしい最期を。お前は個人的な恨みがあるだろうから、お前が殺していい』とサイモンはドワイトに言います。サイモンはヒルトップの壊滅も目論んでいるようです。

そこへあの口笛が。ニーガンが現れました。

ドワイトは危険な思想のサイモンは殺すべきだと思っていたのでしょう。またニーガンの味方であるとアピールするためでもあったかもしれませんが、とにかく、サイモンを嵌め、サイモンの計画をニーガンに筒抜けにしていたようです。

3…2…

カウントダウンを始めるニーガン。

1‥の後にサイモンと集まった仲間たちが一気に後ろから撃たれました。

残ったのはサイモンとなぜか、グレゴリー（笑）

サイモンはドワイトに飛びかかろうとしますが、ほかの一味に捕まっています。ニーガンは、死んだ仲間たちの頭を潰しながら『こうなっても俺はやり方を変えない。チャンスを与えよう。ボスになりたいならボスを倒せ。それならいいだろう、お前がボスになれ』と言います。

場所を変え、みんなが見守る中、ニーガンとサイモンのタイマンの殴り合いが始まりました。

サイモンは卑劣に急に殴りかかりますが、それで負けるニーガンではありません。

みんなが殴り合いに夢中になっている間に、ドワイトは裏にグレゴリーを連れて行き、リックに地図を渡すように伝えました。グレゴリーも素直に従い逃げました。

ドワイトが決闘の場に戻ると、ニーガンがサイモンに馬乗りになって首をしめてトドメをさしていました。

【ヒルトップ】

無事にグレゴリーはヒルトップについてドワイトの地図をマギーに渡しましたが、グレゴリーは檻に閉じ込められています。マギーは地図をリックに渡し、ミショーンは『どうする？』と聞きます。

なんだか嫌な予感がします…

【ドワイトとニーガン】

廊下を歩く2人。『俺の右腕に昇格だ』というニーガン。喜んだフリをしたドワイトが自室のドアを開けると、そこにいたのは、ドワイトがニーガン一味を殺した時に逃がした唯一の女が座っていました。

慌てて振り返ると、ルシールを向けるニーガンと銃をもった部下たちが。

ニーガンはここへ帰る途中ローラを拾った、と言い、もう一度話してくれ、ローラと言いました。

ローラは自分たちのチームをドワイトに殺された、自分は傷を負ったがなんとか生き延びた、あんたの裏切りを伝えるためにここへ戻った、と言いました。

ニーガンは『全て合点がいった。お前がリックに襲撃の時期や基地の情報を伝え、俺たちをここに閉じ込めたんだ。武器も流した。シェリーを殺したってのもウソか。なんだヒーローにでもなったつもりか？お前は何もできやしない。だがお前を頼りにしているというのは本心だ。お前がリックに情報を漏らすとわかっていた。自分で言うのもなんだが天才的な偽の計画だ、グレゴリーを使ったろ。お前がいくかと思ったが。これでリックとバカなパトロールチームは自ら火の中に飛び込む。これもすべて新しい右腕のおかげだ。お前を殺そうと思ったが、殺すだけじゃ甘すぎる。お前みたいな卑劣で薄汚い反逆者を甘やかしたりしない。いい考えがあるんだ』と笑いました。

わーーやっぱりーーーーー😱😱😱

リック、その地図は信じないでーーーー！ドワイト、逃げてーーー

【ユージーン】

無事にニーガンたちの基地へ戻ってしまったようです。ニーガンが戻ったと、ユージーンは聞き、喜びます。ユージーンはニーガンの為なら、喜んで必要な量を時間通りに作る、戦いに貢献する。私たちの弾が敵を吹っ飛ばす。と言います。

ユージーンは、リックたちに何度も守られたこと、グレンやエイブラハムが無残に殺されたことなんて頭にないようですね。リックたちを敵と言い切っています。

残念です。ドワイトの計画が空振りになってしまった今、あとはユージーンしかいないんですけど。

ユージーンはゲイブリエルにも作業台に戻らせました。

自分も作業台に着き、『さぁ哀れな命を役立たせよう』、と言います。

【ニーガン、そしてミショーン】

外でひとり立つニーガン。聖域を守るフェンスには、サイモンのウォーカーが繋がれていました。

ニーガンの無線に、ミショーンから連絡が入りました。リックを出せというニーガンに、ミショーンは彼は関係ない、カールの話よ。とカールからのニーガン宛の手紙を読み始めました。

カールからの手紙

『僕は人を助けた時に噛まれた。戦わなくても人は死ぬ。人を助けたからぼくは死ぬんだ。あんたは死んだ？仲間に売られパパに殺されたとは思わない、きっと逃げ道を見つけるだろう。もう逃げたかも。ぼくたち全員を殺すかもしれない。自分らしくいるためだ。でもそれが本当にあんたの望みか聞きたかった。僕たちを倒してもまた誰かが戦うだろう。終わらせるには和解するしかない。許しあって、戦う必要はないと信じてほしい。パパが和平を提案したら受け入れて。全てが変わるよう僕は変われた。やり直して。きっとできる』ミショーンが読み終えると、

ニーガンは『今更元に戻ることはできない。ひざまずいて投降しても許さない。お前たちを1人残らず殺すことが勝利だ。そこからまたやり直す。俺は望んでなかったがリックがそうさせた。話は終わりだ』

そういって無線を踏み壊しました。