ウォーキング・デッドシーズン9 第3話『A、またはB』あらすじと感想

ウォーキングデッドシーズン9第3話。副タイトルは『AまたはB』のあらすじと感想です。

ネタバレしますのでまだ見てない方は読まないようにしてくださいね！

ウォーキングデッドシーズン９、第2話のFOX公式予告You Tubeはこちら↓

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誰が元救世主たちを殺しているのか？

ウォーカーたちが誰かを食べています。食べられてウォーカーとなり、立ち上がったのは、あの問題ばかり起こして追い出されたジャスティンでした。背中に刺されたか撃たれたような大きな傷があります。一体誰に襲われ、死んだのでしょうか？

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リックはミショーンとベッドの上で話していて全て順調だ、と言います。ミショーンはマギーやダリル、他のものたちが納得していないことを心配しています。リックは規則を考えているミショーンを止め、別の形で未来を築こうと言っていちゃいちゃし始めます。子供を作るということのようです。

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マギーが、カルを横に乗せて、荷台を引いた馬で食料を運んでいます。カルは目つきの鋭いグレンに見えます（笑）

そのマギーたちの前に立ちはだかったのは元救世主たち。お互いに自分たちが送った荷物が消えたことを疑いあっています。そして、元救世主たちは運んでいた自分たちの仲間が消えたことも、訝しんでいます。マギーに嫌な感じで話しかけ、荷台からトマトを取り、勝手に齧りますがマギーは名前は？記録しておくわ、と強気です。マッド（泥）だ、とニックネームを答える男。ジェッドよとローラが本名を伝えます。彼女は改心した側のように感じますね。シフトに戻ろう、と元救世主たちは去りました。マギーたちがイライラしながら出発するとそこに現れたひとりのウォーカー、ジャスティンでした。

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リックとミショーン、娘のジュディスは家族3人楽しく遊んでいます。ミショーンが剣の稽古をつけたり、リックが絵本を読んだり。そこにアレキサンドリアの住人から報告が入りました。元救世主たちが消えた仲間を探していること、見つかったが死んでいて、事故ではなく誰かが殺したようだ、ということで問題発生に困った顔をする二人ですが、黙って手を握り合いました。二人の絆が切ない(TT)

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橋修理のキャンプではジャスティンの死体を前に俺たちも殺される！と騒ぎたてる元救世主たちと、それ以外のみんなが喧嘩になっています。アルデンが止めに入りますが、ジェッドがお前はもう仲間じゃない、と殴ります。キャロルが止めに入り、銃に手をかけます。ジェッドは怯えて暮らすくらいなら殺された方がましだ、といい他のメンバーたちも銃に手をかけました。ローラは止めに入り、争いたいのではなく身を守るものが欲しい、と言います。ダリルがボーガンを持って奥からダメだ、と言うと、お前が殺したからか、いやゴミ女がサイモンへの復讐でやったのかも、などと元救世主たちは疑心暗鬼になり、斧などの武器を持ちました。引き返せなくなるわよ、と金髪の女性が止めましたが一触即発の雰囲気、そこにリックが着いて止めました。リックはゲイブリエルにアンは昨夜何をしてたか、と確認をし、ゲイブリエルは一晩中一緒にいた、とアンを庇います。リックはアンを疑うものに何をされるかわからないからゲイブリエルが気をつけるように頼みます。

アルデンは、何人かでもいいから武器を持たせてくれ、と頼みにきますが、リックと、マギーが断ります。リックは誰が殺したか突き止めてから話し合おう、と言います。

ジャスティンは誰がやったのか。傷口をみた後リックはダリルを見ています。

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アンの元にゲイブリエルがやってきました。ゲイブリエルはアンを疑ってはいないが、リックに一緒にいたか聞かれたから、アリバイのためにずっと一緒にいたと嘘をついたことを話し、しかし実際は後で離れたので何も見なかったか？と聞きます。アンは私が何か隠してると思うの？と尋ね、何も答えないゲイブリエルの元を立ち去りました。

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ダリルの元にリックがやってきて、ジャスティンの傷は矢でやられたようにも見える、と言い、ダリルは尋問か？と聞きます。リックは疑ってる者がいる、と答えます。ダリルはやるなら堂々と殺す、と言います。そうですよね、ダリルはこそこそと殺しなんかしない。それにダリルは納得してないけれどリックに従っているし。ダリルは殺したい気持ちはわかる、あいつらといればこういうことは起こりうる、と言います。リックは正しい道だと言い張りますが、ダリルはグレンやエイブラハムやサシャは奪われたのに、あいつらに未来を与えるのか？と聞きます。キングダムやオーシャンサイドやヒルトップだって。あいつらの気持ちを考えたことが？と。リックは納得してないのはわかるが、実行してくれ、それが最善の選択になるかもしれない、兄貴を置き去りにきた男を殺さなかったように、と話しました。そうですよね。粗野で荒かったダリルが最初にリックを殺したりしなかったあの時の選択が今に繋がっているわけです。人はその時その時の選択をし、その結果が今につながっています。リックを殺さなかったから今がある。ドワイトを最初に助けたから、仲間を殺されたり自分が捕まってしまった。何が正解かなんて、この世界では特に生死に関わり、わからないです。

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また1人、犠牲者が…

2人1組で見回りをしています。マギーとオーシャンサイドのシンディがウォーカーを見つけ、シンディが前に住んでた森の中の家の近くに、ある家があるのでそこにウォーカーが向かっているかも、と言い、見に行きます。家では、パタパタと金属の薄い板が音をたてていてそれに数体のウォーカーが集まっており、それをマギーが引きつけます。家の中にもウォーカーがいますが、ドアは板で外から閉じています。シンディはその前を通ろうとして、歩いていた床板が抜けて足を取られた時に、ドアが破られウォーカーたちがシンディに襲いかかりました。マギーが助けに入り、リックたちも駆けつけその場はことなきを得ました。マギーたちへ合流するようリックは伝えたのにまだ来ないメンバーたちを探しにいくと、森の中でオーシャンサイドの女性、ビーが倒れていました。ビーは生きており、アラットが異常なしと報告したところで後ろから殴られた、と話します。アラットは誰かに攫われたようでした。

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リック、キャロル、マギー、ダリル、シンディ、ジェリーが会議を開いています。アラットはもう死んでるかもしれない、アラットが攫われたことは元救世主たちには伝えられない。早く見つけなければ。『犯人を見つけたとして、どうするんだ？』とジェリーは聞きます。『ニーガンかグレゴリーか？』と。つまり、ニーガンのように牢屋にぶち込むか、グレゴリーのように処刑するか、ということですね。シンディは『いずれにせよ、犯人は報いを受ける』と言います。リックは『信用できるものとペアを組み、見つかるまで戻るな』と言い解散します。

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リックはキャロルと組んで歩いています。リックはうまくいかないこの状況をキャロルに話しています。キャロルは救世主たちを残すかどうかは彼ら自身で決めることよ、と言います。キャロルは救世主たちと一触即発だったとき、引き金を引きたかったし、このまま全てを終わらせたかった、と言います。リックは『それはだめだ。自分も本当は、毎朝起きるたびに、衝動的にニーガンを殺しにいきそうになる、救世主たちも皆殺しにしたくなる。でもしない。どんな命も尊いのだから』と言いました。

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ダリルはマギーと組んでいます。ダリルはマギーに『納得してるのか、それともリックのためか？』と聞きます。マギーはわからない、と答え、ダリルは自分もだ、と答えます。マギーは『リックのように未来を見て前を向けたら、と思うけど息子のハーシェルを見たら思い出す。忘れられない。でもリックのやっていることは、ハーシェルのために築いている未来だ』と。許せないけど、殺し合いの世界のままでは息子のためにならない、という母親としての葛藤なんですね。

二人は道端に、倒れたウォーカーを見つけ、刺さっていた細長い棒を見て、ダリルが『犯人がわかった。』と言いました。

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A？B?やっぱり裏切るのね…

暗闇の中、アンがごみ山に1人できて、隠した金庫の中から無線を取り出しています。『近くにいるんでしょ、ヘリを見たわよ』と話すアンに無線から男の声で『何をもってる？AかBか？』と聞きます。アンは『あなたが彼らを連れ去ったの？』と聞くと、『違うが、取引は続行する。AかBかどっちだ』と言われます。アンは『どちらでもなく、私だけよ。自分の分は払った』と答え『それは相殺済みだ、明日Aをよこせ』と無線の男は言います。

そこへ現れたのはアンを尾行してやってきたゲイブリエルでした。君が彼らをやったのか？と尋ねると違う、と答えました。『悪いことをしているけど、今回の出来事は違うわ』とアン。ゲイブリエルは『君を庇ったのに。本当のことを言ってくれ、君は人を取引してるのか？私やリックを売ろうとしてるのか？』と聞きます。アンは『ええ、物資のためよ。仲間のための。最初は違ったけど結局こうなった。努力してみんなに溶け込もうとしたけど、何かあれば一番に疑われる。リックですら疑った、みんな救世主と同じ考えだった。…あなた以外は。私と来てよ。遠いけどいいところよ。』と言います。ゲイブリエルはアンと手を繋ぎます。アンは『誰にも言わないで私を信じて。少しだけ協力してくれれば素晴らしい人生を送れるのよ』と言います。ゲイブリエルは『リックに話す、裏切れない』と答えます。するとアンは『あなたはBだと思ってた』といいゲイブリエルを殴りました。ゲイブリエルは正直すぎていつも危ないことをしますよね、もう少し要領よくわかったフリして一旦その場を収めればいいのにΣ(-᷅_-᷄๑)

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キャロルが暗闇の中森を探索していると、ジェッドと別の救世主が現れキャロルを羽交い締めにし、ナイフを突きつけました。そこへリックが銃を突きつけました。殺したのはお前らか？と聞くと、『そうおもうのか？俺たちは必要がなけりゃ殺さない。今は銃のためにやってる。銃をよこせ、もうお前らのペット計画からは外れる。家に帰るまで身を守る銃を渡してくれれば、無事にお前らを返してやる。渡さないなら、お前が全ての【命は尊い】と何度も言ってたが尊いキャロルの命はないぞ』と脅します。しかし、キャロルは最強の女。こんなことでただやられたりしません。首にナイフを突きつけられながらも、実はキャロルは右手に隠し持っていたナイフを握りしめています。リックはそれに気付きました。『終わりよ』というキャロル。『終わりだ』とリックは銃を下ろし、ジャッドに従ったように見せかけます。ジャッドが安心し、ナイフを下げた瞬間、キャロルは振り返り、ジャッドの肩を刺し、もう1人はリックが銃を突きつけて降伏させました。リックはキャンプで手当てするから傷を押さえておけ、と言い、ジャッドがなぜ殺さない？と尋ねると、キャロルは『どんな命も尊いからよ』と言いました。キャロルはほんとカッコいいですね❤️❤️❤️

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マギーとダリルはある建物へやってきました。なぜここだと？とダリル。マギーは前にここに住んでたと言ったから、と言います。この会話から、犯人はシンディたちだと予測されます。

声がして、そちらに向かうと、シンディやビーたちが、救世主の金髪女を跪かせて、命乞いしろ、と言っています。ダリルがやめろ、とボーガンを向け、ジャスティンもそれでやったのか？と聞きます。ビーはあいつが夫を殺したのよ、と言います。ダリルはボーガンを下ろしました。マギーがこんなことしたらみんなにバレるわ、と止めます。彼女が最後、これで最後よ、とシンディが答えます。マギーはあなたにとっては最後でもまた報復が続くわと言います。シンディは泣きながら、『ここが私たちの家だった、と話し始めます。そこへサイモンたち救世主がやってきて全てを奪った、と。あなたたちに言われ戦った。リックに従ったのはほかに選択肢がなかったから。でもあなたはグレゴリーを吊った。リックに従わなくていいんだとわかった。あなたのおかげよ』とマギーに言います。マギーは私の行動があなたたちをこうさせたの？と驚きます。シンディは、ここで母を殺され、弟はまさにこの場所で殺された。と言います。金髪の救世主は今は仲間になった、やらなきゃサイモンに私が殺されてたのよ、と言い訳しますが、シンディは、『あんたは私に弟の命乞いをしろ、と言った。泣いている11歳の弟を見て笑って、あんたはなんて言った？』と聞きます。救世主は覚えてない、と答えます。シンディは言え！と怒り、助けてくれそうな、マギーたちに救世主は『お願い！』と助けを求めますが、マギーも、『何て言ったの？』と聞きます。救世主は『例外はない』といった、と答えます。『私は変わったの、お願い、助けて！』と救世主は言いますが、マギーとダリルは背を向けてその場を立ち去りました。その後、シンディはその女を殺しました。

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次の日の朝。

リックが立ち尽くす前を大勢の元救世主たちがキャンプを去って行きました。

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ダリルとマギーは2人で話しています。マギーは『リックのやり方に納得しようとしたけど、シンディは私が道を示した、と言ったわ。私を支持してくれた。もうリックのやり方は終わり。ニーガンの所へ行くわ』と言い、ダリルは、『わかった』と答え二人は歩き始めました。