- ありがたいことに、こんなにも思いつくままに、海外ドラマ、日記、引き寄せ、いろんなことを書いている私のブログにもコメントをくださる方がいらっしゃいます。
そんな時コメントでお返事をすると、書きたいことが溢れてきて長くなりすぎてブログが書けそうな分量になる時があります。個別にお返事はさせていただいてますが、今日は、何人かの方に以前コメントを頂いた内容の中で『誰かを許せない』ということについて、
改めてブログとして誰かを許せなくなったら、どう対処すればいいか、というお話をまとめて書きたいと思います。
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誰かを許せない人はずっと被害者でいたいから
誰かを許せない、と思うとき、自分はその人に嫌なことをされた被害者である、という思いがあります。
実際、許せない時というのは、
- いじめられた
- 裏切られた
- 騙された
- 言葉の暴力を受けた
- 身体的暴力を受けた
- 大切なものを奪われた
- 馬鹿にされた
など、実際に何かされた立場であり被害者であることが多いと思いますが、中にはそうでなくとも思い込みで誰かに怒り、恨んでしまう人もいますね。この思い込みで恨む人というのは、決して私にコメントをくださった人たちのことではなく(実際みなさん大変な思いをされていらっしゃるようです)、私が今まで実際に目の前で見てきた人たちの話です。
以前書いたブログにも出てきたのですが、↓
人は見たいものしか見ない生き物です
好意を悪意と受け取り、怒る人が以前近くにいました。詳しくは上記のブログに書いていますので省略します。
そういう人は、周りが愛で溢れていても、本人に受け取る器がないので、優しさや愛に気付かず、何でもかんでもその人のフィルターを通せば悪意に変わり、ゆがめて受け取っては常に誰かに怒っているのです。とてもかわいそうな人でした😥
こういう人は、何を言っても悪くとるので相手をするこちらが疲れるのはいうまでもないですが、ではこの怒っている本人はどうでしょうか?
たぶん、自分自身が一番疲れているのではないでしょうか。
なにを聞いても自分への非難だと受け止めてしまう思考で生きているとつらいですよね。
うちの父も、そういうタイプです。
私の子供が、私の父のやることを見て、笑って真似をしたことがあります。すると父は『何がおかしいんだ!バカにしてるのか!』と幼児相手に声を荒げます。
えーーーーーーーー…
という感じで、そばで見ている私や母は『…』となってしまいます。
子供にはまだ悪意はありません。何を見ても、初体験のことばかりで、純粋におもしろいと思えば真似をするものです。誤解のないように言っておきますと、もちろん外では、いろんな状況、立場、いろんな人がいますからそんなことは私もさせません。まだ何も知らない子供から見れば、純粋におもしろく感じてしまうことはあると思いますが、外で誰かを笑ったり真似したりすることは良くない、と親として教えていかないといけません(今のところそんなことは起きていませんが。)
でもそういう外での話ではなく、家で孫が『じーじ、おもしろい!』と感じて笑って真似をしただけで『馬鹿にされた!!!!!!』と瞬時に感じて、怒りに変わる思考回路で生きている父はさぞかし人生、疲れるだろうな‥と思います。
父は幼児に対してでもこの始末ですから、私や母が一つ言葉や態度を間違えればすぐに怒号が飛んできます。
例えば母が『今日は出かけるの?』と休みの日に聞いただけで、父は『うるさい!そんなに出かけてほしいか!!』とキレます。
母は、父のお昼ごはんの用意がいるのかいらないのか知りたいから聞いているだけなんですが…。それを言い返すと『お前の聞き方が悪い!!』とまた切れます…。(新婚じゃあるまいし、夫婦として何十年とやってきて、なぜ休みの日に出かけるか聞くのか、母の家事の都合をまだ理解してないことにも驚きです…) 母の名誉の為に言っておくと、声のトーンやニュアンスが出かけてほしいかのように言ったわけではありません。普通のニュアンスで聞いています。でも父は切れるのです。キレる60代です。
父を見ていると、いつもイライラ、おおらかに考えられず、狭い範囲でしか物事を見られず、常に自分が被害者である意識の抜けない人なんだろう、と思います。
なぜ長々とそんな父の話をしたのかというと、父のようにどんな言葉だろうと被害者意識が強く全てを批判と受け取るタイプの人だけではなく、実際に『いじめられた』などの事実があったとしても、された側には、この父と同じように『自分は被害者である』という意識があるということが言いたかったからです。
実際被害を被っていれば確かにあなたは被害者ではあるかもしれませんが、誰かを許せない!許さない!と考えている限り、自分が被害者でい続けることをあえて自分で選択していると言えます。
ずっと被害者で居続けることはあなたにとって幸せでしょうか?
先ほどの私の父の話を聞いて幸せな人だな、と思った人はいないと思います。
いじめだろうが、他の理由だろうが、誰かを許せない!と思っている限り、あなたは『被害者』であることを選択していて、それは=『私はこのまま被害者でいて絶対に幸せにならない』ことを選択しているということなんです。
本当に幸せになりたいのなら、他人や何かにすがっていては絶対に幸せにはなれません。自分だけが自分を幸せにできるのです。被害者で居続けて、不幸な自分に浸り続けるのも、その人を許して、自分が幸せになるのも、全て自分次第です。
誰だって幸せになりたいですよね?誰かを許さず恨み続けることって本当ツライですよね?
幸せにはなりたいけれど、そうは言われても許せない気持ちがどうしても消えない‥という方の声が聞こえてきそうです。わかります。私だって許せない人が過去にいましたから。
Facebookをしていると、自分がちょうど何年前にした自分の投稿が上がってくることがあります。(公開はされず、自分だけに見えています)
先日上がってきた自分の4年前の投稿で、『自分には許せない人が7人もいる』というのが上がってきていて、自分がしたはずの投稿だったのに驚きました(笑)私7人もの人に許せないほどムカついてたんだ!?と驚いたのです。
でもその7人が誰のことだったのか今となっては思い出せません。
うーん‥🤔
と当時を思い出して考えると、あの人とあの人かな?と2人は思いつきましたが、あと5人は誰だったっけ?という状態😅当時ははらわたが煮えくり返っていたのでしょうけど、今は忘れるくらい、もうその人たちのことを気にしていません。
最近でも、久しぶりにすごく腹の立つことがあったけれど、もうどうでもよくなっています。
それは、怒りに執着しても自分が疲れるだけだし、何も意味がないどころかむしろ自分にとってマイナスだと知ったからです。
なぜマイナスなのか人を恨むことによって生まれる7つのデメリット
ある人がおっしゃっていました。
『誰かを許さず、憎み続けることは、自分の手のひらの中に焼けた石を握りしめているのと同じことだ』と。
デメリットその1:自分で自分を傷つけている
焼けた石を握りしめていたらどうなりますか?
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
そう。火傷するのは自分です。痛い思いをするのは自分なのです。
そんな焼けた石は思い切って手放すのです。手放す方法はあとで書きますが、とりあえずは、デメリットを全て書いていきますね。
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デメリットその2:呪えば返ってくる
あなたがどんなに許せない!と憎み続けていようと、その対象の相手は痛くも痒くもありません。
厳密には憎しみという悪い波動は飛ばせているでしょうから、相手が弱ければ、なんらかの影響は多少あるかもしれませんが、相手が何かに守られている人だったら無意味です。
そして、誰かを憎むという波動を出していれば、宇宙の法則で、当然自分にも返ってきます。『人を呪わば穴二つ』という言葉がありますね。誰かを恨み続ければ、自分にも返ってくることを覚悟しなければなりません。それでもいいから、許せないから、仕返しがしたい!呪いがあるなら、その方法を知りたい!
そういう人もいるでしょう。死なば諸共精神です。最近おとなしいですが、某有名人もそんな感じで一時期暴れていましたね。誰かを引き摺り下ろそうとするということは自分も一緒に落ちる覚悟がいるということです。
デメリットその3:顔つきも悪くなる
傍目に見たらわかるように、誰かを許せない!という気持ちで満たされている人の顔って、美しくないでしょ?見苦しいでしょ?不幸せで可哀想な人に見えるでしょ?いくら相手が本当にひどいことをしたんだとしても、その結果相手を恨んでいる時というのは鬼の形相になります。許せないことをした誰かのために自分の人相がどんどん悪くなっていくなんて最悪です。
他人に自分の人相を変えられてしまうほど自分の人生を乗っ取られないでください。あなたの世界はあなただけのものです。
デメリットその4:不健康になる
病は気からです。誰かを許せない、と思うあまり恨みつづけていたら当然体にも支障が出てきます。心を病みすぎて精神的に病気になることもありますし、体にも悪影響を及ぼし、最後には病気になってしまうでしょう。
デメリットその5:チャンスを逃す
頭が何かでいっぱいの時、あなたの目には何も見えていません。もしかしたら、人生を変えるようなチャンスがそこにあるかもしれないのに、気付かず通り過ぎていくでしょうね。
うつむいて歩いている間に、大切な、出会うかもしれなかった素敵な人が通り過ぎているかも。目の前に札束が落ちているのに、気付かないかも。
デメリットその6:友達も無くす
会えばいつもその人のことを恨んでいる話、泣き言。いつまでもそれに付き合いたい人なんていません。友達だから最初は支えたいという気持ちでいると思いますが、それがいつまでも続けば誰だってうんざりします。あなたを思ってくれている大切な友人が去ってしまう、なんてことは避けたいですよね。
デメリットその7:福の神も逃げ出す
ネガティブな人のところにいたい神様なんていません。せいぜい貧乏神くらいでしょう。
私が大事にしている言葉。「笑う門には福来る」です。開運を妨げるオーラを自ら発するのはやめたいですね。
誰かを許せないで居続けることは、こんなにもデメリットがあるのです。幸せになんてなれません。自分を幸せにできるのは自分だけなんです。あいつのせいで不幸だ!と思っているかもしれませんが、不幸か幸せか、の思考の選択をするのは自分です。人によって幸せになったり不幸になったりする人生はやめて、自分で自分を幸せにしてあげてください。
怒りは噛み締めて手放せ!!
じゃあ、どうやって許せばいいのか。さんざん誰かを許さないとどうなるか、ということを書いてきましたが、無理やり許そうとする必要はありません。むしろ逆効果です。
自分の気持ちに蓋をしてしまってはそれこそ病みますので。
ですから、怒りは紙に思いつく限り書きなぐってください。思ったこと、心に浮かんだこと全て書きます。出尽くすまで書いて書いて書きまくります。もちろんその時は怒っていてもいいです。泣いてもいいです。感情を思う存分感じ切ってください。この感情を感じ切ることが大切なんです。
で、もうこれ以上出てこない、というところまで行ったら、その紙は灰皿などの上で燃やしてトイレに流してしまいましょう。(くれぐれも火事にならないよう火の扱いには注意してくださいね。ホテルなど公共施設ではやらないように、また自宅でも換気扇を回してその下でやる、などして、煙が出て火災報知器が鳴ったりしないように十分注意してください。紙は小さくちぎって燃やすと火が大きくなりにくいのでいいですよ。)
その後は、楽しいことをして忘れます。何も趣味がない!というなら例えばコメディ映画を観たり、お笑い番組を見たりしてギャハハ~と笑うことをおすすめします。
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またしばらくして思い出してむかむかしてきたら、同じことを繰り返します。何度もやっているうちに、その頻度が減っていき、最後には許せない気持ちはなくなってしまうでしょう。というかそのこと自体を忘れます。
誰か許せない人がいる時、突き詰めてみれば、自分が許したら、あの人は何の罰も受けないまま無罪放免になるのか、と思ってしまうので許せないものだったりします。でもあなたが許そうが許すまいが、その人は何の罰も受けません(犯罪や裁判沙汰にするようなことでない限りは)。
相手を無理に許す必要はなく、許せない自分を許してあげることが大切です。
『許せない自分はしつこいダメなやつだ』『いつまでも考えているなんてやめたいけどやめられない、ダメな人間だ』『器の小さい人間だ』…
許せない人を許さないといけないのだ!と無理に思おうとすると、このように、できないばかりか、自己嫌悪というさらにマイナスな感情を引き出してしまいます。だから無理に相手を許そうとするのではなく、自分がどう思ったっていいんだ、許せなくたっていいんだよ、と自分を許してあげてくださいね。
いつか、今の自分があるのはあのおかげだと気付く
どんなにひどい目に遭ったとしても、それを乗り越えた先にいる自分は、間違いなく成長しています。傷つけられたなら、自分は絶対にそんなことはしない人になろう、と思えるはずです。また、おなじような思いで悩んでいる人の気持ちがわかることで支えになってあげることもできます。
いつか、あのひどいことがきっかけで、今の自分があるのだ、と感謝すらできるくらいに変わります。大事なのは『過去』ではなく、『今』です。『今』どういう自分でいたいのか。
過去にとらわれて不幸な自分で生き続けたいですか?
今という一瞬をいかに楽しく、笑って過ごすかに意識を向けてみてください。そうすることで未来が変わりますよ^^
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ここまでお読みいただいてありがとうございました。
あなたが笑って過ごせますように。幸せになりますように。たくさんの奇跡が起こりますように。
waheguru♡
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