ウォーキングデッドシーズン8-6 『分かれ道』感想

ウォーキングデッド、シーズン8、6話目。

全開のウォーキングデッドシーズン8、5話目はこちら↓
ウォーキングデッドシーズン8-5、『懺悔』あらすじ、感想

シーズン8-6、タイトルは『分かれ道』。

誰と誰の分かれ道なのでしょうか。

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全てネタバレとなりますので、お気をつけください。

リックの書いていたものや写真の意味が判明

リックが道端のゴミの中の電子レンジから、手紙を取り出したシーンから始まりました。

シーンは戦いから戻ってきたメンバーをアレキサンドリアで迎えるミショーンとカール、

バイクで走りぬけるダリル、

キングダムで悲しんでいるひとたちを見ながら銃の手入れをするキャロルが手紙を受け取ったところ、

ヒルトップのマギーへ手紙を渡すアーロン、

‥と次々と変わります。

アーロンはエリックと共に報告にくるはずだったのに、アーロンだけが手紙を持ってきたのでマギーは何か察したような表情ですね。

この手紙を書いたリックの声やマギー、キャロルの声だけがそれぞれのシーンに被さり、この手紙がお互いの状況を報告し合うものだったことがわかります。

リックが、あーろ制圧した基地で写真を撮り、何か書いていたシーンがありましたが、この手紙だったのでしょう。

リックの手紙『計画は順調に進んでいる。勝てそうだ。激しい戦闘だった。勝つために勇敢な人々が犠牲になった。だが戦いのあとは救世主はひとりも残らない』

マギーの手紙『制圧したけど複雑な状況よ。ジーザスが捕虜を連れてきたの。どうするか決めるまで門の外に拘束する。私が決めるわ。』

キャロルの手紙『敵部隊を潰していき、勝ったと思った。でも奇襲をかけられた。数秒でやられたわ。エゼキエルとジェリー、私だけが生き延びた』

リックの手紙『予想以上に恐ろしい戦いだ。だが続かなければ。サシャが身を捧げ、さらに多くのものが犠牲になってしまった。彼らのためにも戦い抜く。計画通りに進め、次の段階に入る。あそこへ向かう。聖域は包囲されてる。閉じ込められ、物資は途絶える。奴らは刻々と力を奪われていく。周辺は監視している。ドアが開いたら撃つ。だがドアが開いたときは問題がある証拠だ。2日後に聖域に集結し、終わらせる。完全勝利だ。今までも戦ってきた。一歩ずつ戦いを重ね、今このときに至った。俺たちは導かれ、築いてきた。共に戦い、ここまで来た。もう少しだ。これを最後の戦いにする。』

【ゴミ山】

ジェイディスが、アートを作っています。なぜか裸エプロンです(笑)

創作してるから汚れないようにかな?

そこにゴミ山の門を叩く音。部下がドアを開けたところでオープニングに切り替わりました。

【ヒルトップ】

外で繋がれている捕虜たち。ジーザスがカブを配っています。

『いらねえ』というジャレッド。ジーザスはそれでも渡しますがジャレッドはそれを転がして食べようとしません。

マギーとグレゴリー、イーニッドが出てきてマギーがジーザスを咎めます。

ジーザスは食べきれないほどのカブがある。と言い張りますが、マギーは『今は余裕があってもいつなくなるかわからない』と言います。

グレゴリーが口を挟み、『必要なのは絞首台だ。弾の節約にもなるしな』と言い、マギーが『行って!』と言います。グレゴリーはいつもしゃしゃり出てきますね。マギーがグレゴリーを怒るときの言い方や表情はいつも子供に言うような感じでいつも笑ってしまいます。

マギーは絞首台のことを『どんな選択肢も考慮する。ニーガンを終わらせるための戦いよ』と言います。

ジーザスは『だが戦いの犠牲を無駄にしてはならない』と言い、

マギーは黙ってその場を去りました。

【キングダム】

キャロルがエゼキエルに扉の外から話しかけます。『リックと会う約束よ、出てきて。戦えるものを集めるの』といいますが、反応はありません。

ジェリーが自分も去れと言われたけどここにいる、と言います。

諦めてひとりで歩き出すキャロル。ヘンリーが僕もいく、と言いますが相手にしません。

【ゴミ山】

やってきたのはリックでした。ジェイディスが『1人?私はあなたを撃ったのよ』と言いますが、リックは『かすり傷だ。撃たれていたら来なかった。取引をしにきた。お互いが必要だ』と言います。

ジェイディスは罠だと疑いますが、リックはそのつもりなら仲間を連れてここを乗っ取れた。と否定します。

ジェイディスは『助けてと?』と聞きます。リックは、ゴミ山の連中に写真を見せます。『救世主は終わった。基地を全て潰し、聖域はウォーカーの群れに囲まれている。投降するか俺たちが終わらせるかだ。君たちも選べ。なんでも奪ってきたんだろ。ニーガンよりいい条件を出す。ニーガンとの取引をやめ鞍替えしろ。俺たちやヒルトップ、王国とともに新世界を築くんだ。もしくは、君たちを潰す』と言います。

ジェイディスの部下が言います。『夢物語か、脅迫か』

リック『仲間が攻めてくるかは君の選択肢にかかってる。どうする?』

と聞くと、『ノー』と答えるジェイディス。リックは部下たちに連れていかれました。ジェイディスもいつも強気ですね。

ていうかリック、断られたときのこと想定してたのかな、1人で乗り込んで断られて、このあと一体どうなるのー💦💦

分かれ道

【ヒルトップ】

マギーの手に、お父さん→グレンの形見となった懐中時計があります。

グレゴリー『リーダーでないものは物事を知った気になる。責任を負う男を非難する。責任を負う女もだ、そう簡単ではない』と言います。

マギー『簡単よ、ニーガンに寝返らないのはね。』

グレゴリー『なんとでもいえ。町のためには得策だった。弾の節約にもなった。』

マギー『あなたは臆病だから自分の身を守ろうとした』

グレゴリー『違う、町を守ろうとした。私たちの意見は違うが、元責任者の私なら力になれる。ここにいるし』

腹立つ表情です(笑)いい役者さんですね(笑)

マギー『考え事をする間、見張るためよ』

グレゴリー『見張るため?背中を押してほしいんだろ?俺が適任だ。ジーザスは君を惑わすだろうが、君は羊飼いだ。羊のそばにオオカミを放置できない。単純なことだろ』

と言います。返事をしないマギー。何を考えているのでしょう。

【アレキサンドリア】

ミショーンが車に乗って出かけようもしています。

ロジータが『リックが待ってろと言ったでしょ』と言いますが、ミショーンは『見るだけ』と言います。

仕方なくロジータも、助手席に乗り込み一緒にいこうとしています。

【ダリルとタラ】

ドワイトの話をしています。

『ダリルの言う通り、ドワイトをあの時殺さなくてよかった。おかげでここまで来れた。でも全て終わったら殺す。私が殺す』というタラ。

ダリルは俺とお前でやろう。と言います。

リックの計画があるのに、またメンバーはそれぞれ勝手に動き始めました。これが分かれ道ということでしょうか。

【ヒルトップ】

中で何か作り始めていて、ヒルトップの外からジーザスは中を伺っています。

捕虜の中のイケメンが『君は賛成なのか?君のグループに』と聞きます。

『俺は1人だったが、安全なところをみつけた。強い男たちの集団だ。リーダーは次々と変わったが、食べ物をもらえればなんでもよかった。俺は器用だったから、フェンスを作れ、と基地に送られた。俺の命は彼女(マギー)次第だ』というイケメンにジーザスは『無実のフリはいい』と言います。イケメンは『なぜみんなはあんたをジーザスと呼ぶ?俺は、天使じゃない。無実だなんて、言ってない』と言い黙ります。

【ミショーン、ロジータ】

2人は聖域に向かっています。ロジータになぜ見たいのかと尋ねられ、ミショーンは『頭の中で警報がなる。始まってから1日半経つけど、1秒たりとも止まらない。だから見たいの。警報が止まったら振り返り、家に帰る』と言います。そうね、と答えるロジータ。

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その時、車を止めて、というミショーン。

ミショーン『聞こえる?』

ロジータ『聖域には届かないわ』

ミショーン『たぶんね。でも分からない』

車を降りた2人は音のする方へと進んでいきます。建物から、何か歌が聞こえてきます。

【カール】

森を歩いています。ウォーカーが罠にハマって動けなくなっているところを、以前ガソリンスタンドで会った男がやってきて、トドメを刺しました。

自己紹介するカールに、その男は『セディクだ』と名乗ります。

セディクに食べ物と水を渡すカール。飢えていたようでセディクは貪るように水を飲み干します。

カールはずっとこのセディクを探していたようで『やっと見つけた』と言います。

カール『僕たちの町がある。いくつか質問するから正直に答えて。何人ウォーカーを殺した?』

セディク『237体だ』

カール『ほんとに?』

セディク『だいたいね。』

カール『人は何人殺した?』

セディク『1人。死人に噛まれたけど、死に損ねて。』

カール『君が作った罠だろ。いつもこうやってたくさん殺してきた?』

セディク『他の方法もある。かあさんは願ってた。彼らを殺せば魂が解放されると。きっと母さんは正しい。』

カール『それじゃ生き延びるのは難しい。』

セディク『でも親の意見は尊重しないと』

カール『パパの言うことを尊重するなら、あなたを街には連れて行かない』

つまりリックは反対するだろうけれど、カールは連れて行くつもりなんですね。

【キャロル】

ヘンリーが棒でウォーカーとひとり戦っています。キャロルを追いかけて森に入りウォーカーに囲まれたようでした。それに気づいたキャロルが銃でウォーカーを倒し、ついてくるなって言ったでしょ!とヘンリーを叱ります。

ヘンリーは自分も戦える!戦士が必要なんでしょ、ひとりで救世主のところにいくつもり?と言い、キャロルが棒では戦えない、と銃を渡し、2人で歩き出しました。

【ヒルトップ】

イーニッドが捕虜を中に入れるようにと伝えに来ました。敷地内に入ると、オリが出来上がっていてマギーは中に入るよう言います。そこに捕虜たちを入れることに決めたようです。

グレゴリー『マーガレット、失礼だが言わせてもらう、信用できないものを壁の中に入れるべきじゃない』

まだマギーの名前を覚えていません(。-∀-)

マギー『そうね、グレゴリー。私は昨日の話を考えていたの。私は農場で育ったから羊やオオカミに詳しい』

すると、ヒルトップのメンバーがグレゴリーもおりに入れてしまったのでした。

抵抗するグレゴリーはオリに頭をぶつけ血を流しながら『私は何もしていないのに』と泣きます。イヤイヤ(笑)何もしてなくないでしょ!!💦

ひとりがオリの鍵をしめていると、ジャレッドがその女性の銃を奪おうとしました。

すかさず、マギーが銃で殴り阻止します。

ニヤニヤして『みんな死ぬぞ、何人か死なせたろう?』というジャレッドをマギーはもう一発殴ります。

何か言いたそうで言わないジーザス、不安そうなアーロンとイーニッド。

ありがとう、というイケメンに『後悔させないで。じゃないと後悔するわよ』とマギーは言いました。

【カール】

セディクと森を歩いていて、鹿かなにかを食べているウォーカーに会いました。『お母さんのために』といってウォーカーを倒しにいくカール。

すごい数のウォーカーたちが現れ2人はピンチに。カールは上に覆い被さられ、さらに次のウォーカーも来ます。セディクーー助けやって!と思っていたらセディクはセディクで次々とウォーカーが襲いかかりどうにもなりません。

カールはなんとかウォーカーを倒しました。

セディクはなぜ自分を助けるのか、困らせたくはない、と言います。いい人ですね。

カールは『知り合ったからには放って置けない。自分の道を親に示さないと』と言います。カール、一時はどうなるかと思うほどクソガキでしたが、たくましく成長しましたね。カールもまた、リックとは違う生き方という分かれ道を進んでいるのかもしれません。

見に行ってよかった聖域

【ミショーン、ロジータ】

音楽の聞こえた建物に忍び込んでいくと、会話が聞こえます。救世主の調達係たちが、聖域の状況を見て、【オペラ】で助けにいって、地位を昇格してもらおうと話しています。

オペラとは、大音量でオペラを流す車で聖域にむらがるウォーカーをおびき寄せる作戦のことのようです。こういった事態のため元々用意されていたものなんですね。

ミショーンはさらに忍び寄りますが、足元にあったボールを蹴ってしまい、それが救世主たちの方へ転がり、銃を乱射されました。銃を避けてロジータは逃げようとして、自分の銃を落としてしまいました。ロジータは銃を落としたので何かないかと、そばにあった箱を探り、見つけたものを遠くに投げ、敵をそちらにおびき寄せました。

ミショーンが女と戦い始めましたが、まだ怪我が治らないようで、思うように戦えません。女が『レオ、ここは任せて、聖域に急いで』と怒鳴り、レオと呼ばれた男がスピーカーを乗せた車に向かいます。

そこにランチャーのようなものを見つけて構えたロジータが待ち構えています。『ベイビー撃たないだろ?』というレオですが、ベイビーと呼びたくなるような美人のロジータは最強なのであっさり撃ち、レオは一瞬で吹き飛びました(笑)

しかしその隙に今度は女が車に乗り込み、オペラを流しながら発進してしまいました。

慌てて追って外に出たロジータとミショーンですが、徒歩では追いつけないので、どうしよう、という顔をしていた時。

オペラに急に突っ込んで止めた車が。

降りてきたのはダリルとタラ。ダリルカッコイイ!!!状況もわからないまま、すぐに把握してあっさり突っ込むところが❤️

運転手の女はダリルが銃でトドメをさしました。

ロジータ『危なかった』

ミショーン『ええ、ほんとに』

ダリル『大量のスピーカーとは救世主だな』

ミショーン『調達から聖域に戻ってウォーカーを見たらしい。秘策だよ。聖域から誘導しようとしていた。』

タラ『あなたたちは何してたの?』

ミショーン『聖域を見たい』

ロジータ『私も。そっちはなぜここに?』

ダリル『仕事が残ってる。全員そうだろ?』

4人は一緒に聖域へ向かうことになりました。

勝手な行動をとったそれぞれですが、そうしなければオペラを阻止することができていなかったわけで、結果良かったですね…。でもこの後が心配です。

【キングダム】

キャロルはヘンリーを連れて戻ってきました。ジェリーにヘンリーを任せ、エゼキエルのところへ入ろうとします。ジェリーがまだだめだ、と止めるので銃でドアを吹っ飛ばそうとするキャロルに、ジェリーは鍵は開いてる、と言います。

エゼキエル『やることはわかっている、だが無理だ』

キャロル『みんなが待ってる』

エゼキエル『私がいく必要が?』

キャロル『王でしょ』

エゼキエル『でまかせだ。最初は住人を守るためだった。演じたんだ。私は笑っていた。もう演じられない。だから1人にしてくれ』

キャロルは黙って立ち去ろうとしましたが、戻ってきて『なぜ私を気にかけたの?私は大丈夫だったわ。本当の理由を教えて』と聞きます。

エゼキエルは『君といると本当の自分でいられた。本物の自分だ』と答えます。

泣いてしまうキャロル『あなたは本物よ。私にとってもキングダムにとっても。人々を導く王が必要なの』

エゼキエル『君が導いてくれ』

キャロル『あなたでなきゃ。あなたが王国を築いた。彼らは信じたのよ。きちんと悲しませて。前進し終わらせるの。あなたの役目よ。ヘンリーだって。エゼキエル王が必要だわ。王になれなくても、できる限り演じて。私も演じてきた。嫌気がさしたわ。でもこれが私。今も生き延びてる。平穏が戻るまで演じ続けるわ。だからあなたもみんなが望む人間でいて』

ここまで言われてもエゼキエルはできないと答えました。ダメだー(T-T)しっかりしてー!

【ヒルトップ】

石で縄を切ろうとするジャレッドをイケメンが体当たりして止めます。『失敗したろ?全員殺される』

ジャレッドは『殺すと思うか?ここは俺たちのものになる』とほざきます。

それを見つめるグレゴリー。

マギーの部屋では、アーロンとイーニッドがいます。

アーロンはエリックを失った辛さを話しています。

そこへジーザスが『グレゴリーは救世主に媚びてる。マギー、君は正しいことをした』

マギー『彼らを切り札にするかも。利用するためよ。ジーザス、彼らを生かしてはおけない』

ジーザスはマギーが捕虜に情けをかけていると思ったのですが、マギーは、今後の利用価値があると考えて生かしているようですね。マギーもグレンを失って復讐に燃えていますが冷静です。でもきっとグレンがいたらジーザスと同じ立ち位置だったでしょうね…

アーロンは部屋を出ました。イーニッドが追いかけます。アーロンが勝利を確かめにいく、と言うと、イーニッドは私も行くと言い、食料などの準備を始めました。アーロンとイーニッドも別の行動をとり始めましたね。大丈夫でしょうか。

【聖域】

まだウォーカーたちは聖域のドアに群がっていますが、それを確認しても、ダリルは『今すぐケリをつける』と言っています。

【ゴミ山】

リックは裸で、手を縛られ、汗だくで、ゴミ山の中の箱に閉じ込められています。

ウォーキングデッド、シーズン8-6、ここで終わりました。

感想

それぞれがリックの作戦とは違う行動をとり始め、ちょっと不安です。それぞれに思い思いの気持ちがあり、グレンやエイブラハム、サシャの仇をとり、復讐したいと思っていますが、そこで冷静に行動するのか、復讐に燃えて自分を見失っていないか、分かれ道ですね。カールだけはみんなと違った行動をとっています。カールの連れてきたセディクがどういう人間で今後どういった方向に進むのかも気になります。

最後にリックも捕まってしまいました、切り抜けるとは思いますが、心配ですね💦

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