人は見たいものを見るようにできている。
これまでに何度もこの内容のブログは書いてきましたが、大事なことなので何度も書きます。
私が以前、『私思い込み激しいところあるから』と言ったとき、ある人が『え?そうなの?』と言って引いたような顔でこちらをじっと見つめてきた事がありました。
どう受け取られたのかはわかりませんが、引くということはその人自身が自分はそうではないと思っているから引いたのかな、と私は感じました。(←これも思い込みかもしれません笑)
だけど『自分には思い込みなんてない』と思っているのは間違いです。その思い込みが多いか少ないかは置いといて、全く思い込んでない人なんて世の中に1人もいません。みんな何かしらの色眼鏡をかけて物事を見ています。
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事実?解釈?
「あの人って〇〇だよねー」というような他人へのレッテルだけでなく
自分に対して「自分は〇〇な人間だから」と思ってることってありますよね。
それは事実でしょうか?
誰かに何かを言われた時、一見良い風に言ってるけどこれは嫌味だよね?と思うような経験はありませんか?
誰かの行動を〇〇だから△△したんだ!と思うことありませんか?
こうする事ははこの人に悪いからしないと思って遠慮しているけども、本人には確認してないことってありませんか?
それは事実なのか解釈なのか?
人は今までの経験を軸に物を見ます。だから大人になればなるほど、必然的にかけている色眼鏡の数は増えていきます。
それは、人から言われたこと、されたことを経験として軸にして、次に同じ目に遭わないよう防御本能が働くからです。
それで命が助かることがあるからなので、生命維持のためにはありがたいシステムではありますが、そのせいで損をしていることも実はいっぱいあります。
例えば、誰かに褒められて、いつも素直に受け取っていたのに陰で『あいつ、お世辞なのに本気で受け取ってて痛いね』と言われていたのを知ってしまったら?
次からは褒められるたびに『これはお世辞なんだ!!』と思うようになって、『思ってないけど言ってるのだから、ありがとう😊とか言ったらまた悪口言われるよね!「いえいえ、そんなことないですよ!』って否定しとかないと!!』となってしまう人もいます。
それがその人にとっての真実になってしまうんですね。
言われる(褒められる)言葉は変わってないのに、自分の受け取り方が変わってしまったのは解釈が変わったからです。
だから同じ出来事に遭遇しても、同じ言葉を言われても、同じブログを読んでも、人によって受け取り方は変わります。
そこを自分で気付いて、これは解釈?事実?と常に質問できるようになると、思い込みに囚われて間違った解釈をしてしまうことは減らせます。
先日、『あんた女子校出身でしょ』と言われました
このセリフだけを突然言われたら、あなたならどう受け取りますか?
女子校のイメージで解釈が変わる
女子校というものに対するイメージは人それぞれ違うので、きっと聞いたら聞いただけ、たくさんの意見が出てくると思います。
女子校にいいイメージがあれば喜ぶかもしれませんし、悪いイメージがあれば否定されたと受け取るかもしれません。自分が本当に女子校出身なら『なんでわかるんですかー?』と純粋に疑問に思うかもしれません。違ったなら『なんでそう思ったんですか?』となりますよね。女子校に何のイメージもなければ、『どういう意味で言ってる?』と思うかもしれません。
しかし、この言葉の前に私はもう一つ違うことを言われていました。
その前に言われたセリフによって解釈は変わる
『いつまでも若くて可愛がられると思ってたら大間違いよ!!!!!あんた〇〇歳でしょ!おばちゃんやで!』と私より15歳上の方に言われ、そのあとに、さっきのセリフを言われました。え?これはもう悪口で言ってますよね?(笑)
この話を私は直で会った人4人にしました。
4人中3人は『ただの嫉妬やん(笑)』と言いました。(1人は【人は色眼鏡でものを見ている】と普段から深く勉強されているので黙って聞いていました。)
私も言われた瞬間は、『は?可愛がられてるなんて思ってないし、ていうか女子校出身じゃないし何の決めつけ?(笑)』としか思いませんでしたが、後から思い返すと、その方からすると【おばちゃん】でなければならない年齢の私が、そう振る舞ってないことにイラついていたんだろうな、と思いました。これも解釈なので事実かどうかは本人に聞いてみないとわかりません。
が、4人中3人は【嫉妬してるから言ってる】と受け取られるような発言をしていることも事実なのです。
その方が実際嫉妬してるのが事実と言ってるのではないですよ。
『〇〇歳はおばちゃん!』というのは事実でしょうか、解釈でしょうか?
ではおばちゃんの定義ってなんでしょうか?
生物学的に見て何歳から妊娠しづらくなるとか〇〇の病気のリスクが上がるとかそういう話なら事実かもしれませんが、おばちゃんかどうかというのは完全に人の解釈によりますよね。
10代や20そこそこの子からすると30歳というだけでおばちゃんと思うでしょう。
私も30歳になる時は、いやーーー30になるぅううう😱😱と思ったものです(笑)
今は、30なんて若い!って思います(笑)戻りたいですよ(笑)これも私の中の30歳に対する解釈が変わったんですよね。
ちなみに私の中のおばちゃんの定義は『見た目に気をつかわない』『自分で私はもうおばちゃんだからーっていう』ようになったらおばちゃんだと思ってます。(子供におばちゃんと呼ばれておばちゃんじゃないわと言うわよ!ってことではなくて(笑)、自分からわざわざ、私はおばちゃんなのよーと言う必要はないと思いますし、子供からみたらそりゃおばちゃんでいいと思います。)
だから自分より年下の人であろうとも『面倒だから仕事いくのにわざわざ化粧なんかしない』『子供のお迎えにいく服なんてジャージでいい』とか言うのを聞くと『おばちゃんだ‥』と思ってしまいます。
化粧しないのがおばちゃんなのは事実か解釈か?
ここで『化粧しないといけないんですか?』とか『なんでジャージが悪いんですか?!!』とか噛み付くのはやめてくださいね😥
私が話したいのはそこじゃないので。ブログ全体を理解せずに、一部だけに反応してコメントしてくるがいるので困ってます。
そんなの人それぞれの考え方だし、押し付けるつもりはありません。これは私の解釈であり、事実ではありません。
その知り合いに『化粧くらいしなよ』なんて私も絶対に言いません。自由にしたらいいと思います。ただ、私の心の中でおばちゃんだ、と思うのは変わらないし、これは私のおばちゃんに対する解釈であり、思い込みであり、誰にでもあてはまる絶対に正しいこととは思っていないからこそ、人に押し付けることはありません。
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自分でどう思うかの解釈は自由
そんな私なので、見た目にはそこそこ気を使うし、だらしない格好で外には出ませんし、自分でおばちゃんだとは思ってません。ただ、20歳の子におばちゃんと言われても、そりゃそうだろうねぇと思います(笑)。
でも人に押し付けてはいけない
だけども自分より15歳上の、見た目も中身もおばちゃんの人にわざわざおばちゃんと言われたくはないのです。
だって失礼でしょ(笑)
ちなみに15歳上でもめちゃくちゃ綺麗なお姉さんって私の周りにはたくさんいて、そういう人を見ておばちゃんだとは私は思ったことがありません。私のおばちゃんの定義が『見た目に気を使ってるかどうか』だからです。
ある年齢になったら急におばちゃんらしくしないといけない意味も全然わかりません(笑)
でもそれが、この言ってきた方の思い込みなわけです。『〇〇歳はおばちゃん』『おばちゃんは可愛がられる振る舞いをしてはいけない』。
そんな思い込みをしてるから、自分の思い込みから外れているように見える私にイライラしてあんなセリフを言ってきたんだろうなーと思います。
わざわざ思い込み押し付けるって、なんで他人を自分の思い通りにできると思っているんだろう?不思議です。
解釈を変えると人生は変わる!おすすめの映画
解釈は自由です。だけどそれが事実だと思い込むのは危険だし、人に指図するのは間違っています。
また解釈は味方につけると最強です。思い込みは最強。去年から私が学んでいる場所では、解釈を味方につけるようにという趣旨のことを何度も言われます。
例えば、嫌な思いをした時『最悪だ!!』と解釈するのか『良くなるために起こってるんだ!』と解釈するのか。
後者だと、どうなったら良くなるのか、ここから何が学べるのか、次はどう対応すればいいのか?前向きな選択ができます。
前者だと、最悪だーと嘆いて話は終わります。
前者が悪いって話ではないんです。それは選択の自由だけど、どっちの考え方がより良くなれるかってことなんです。
人生をより良くしたいなら圧倒的に後者ってだけなので、自分が変わりたいならば解釈の質をあげることをお勧めします。
先日私が何気なく選んだ映画がすごく良かったのでお勧めしますね。それは『I FEEL PRETTY』です。
この方の見た目が大変身していく話なのかな?と解釈して見始めたのですが、実際は【解釈で人生が変わる!】というお話でした。笑いが散りばめられているけども、とても響くお話なので、自分に対する解釈の質が低くて、自信がもてない女性にはぜひみてほしいと思います。もちろん男性も^ ^解釈を変えてそんな変わる?と疑心暗鬼の方もお勧めです^ ^
もしも見たら感想教えてくださいね✨
それではこの辺で‥!
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