あなたに意地悪をする人が現れたら?魂の話

身近に自分に意地悪をする人がいたら、とてもストレスですよね。

その人から離れたくても、クラスが同じだったり、職場が同じだったり、避けたくても避けられない状況もあります。

今日はそういう意地悪な人に出会ってしまった時の心の持ち方を魂レベルのお話で書いていきますね。

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意地悪を言う人にはほぼ自覚はありません

意地悪言ってやろう!傷つけてやろう!と思って、あえて言ってくる人も中にはいますが、多くの場合自分が意地悪を言ったりしていることには自覚がないようです。

イジメでもそうで、側から見るとどう見てもイジメなのに、やっている本人にはなぜかイジメている自覚がなかったりします。

自分は冗談のつもりなのでとても楽しい。自分は思いやりのつもりで相手に言っているのでまさか相手が嫌がっているとは気付いていない。

そういうパターンが多く存在します。相手が自分より年下だったり、部下だったり、後輩だったりすると、相手は逆らえないので、怒ったりできず、なんとかその場をやり過ごそうと苦笑いしていたりするので、ますます気づきません。よく表情を見ればわかるんですけどね、相手が笑ってても顔が引きつってるななんて。でもなぜか気付かない人もいるんです。

そして相手な我慢の限界がきて、いじめられた!パワハラされた!と大騒ぎになったところで、

え?!今まで君は笑ってたよね?こっちは傷つけるつもりなんてなかったよ?!

とやってた張本人は驚いたりしちゃうんですね。こういう悪気のない意地悪が一番たちが悪いです。

言いにくい相手だとしても、笑って流さずに嫌な気持ちであることを伝えましょう。

よく『あなたが〇〇するから悪い』というと喧嘩になるので、なにか伝えたい時は『私が〇〇されると悲しい』というように、私を主語にして伝えましょう、という伝え方が推奨されていますね。

もしも、意地悪を言われて辛い時に、相手にそれを伝えたいならば、『私はそれを言われると悲しいのでやめてほしい』と伝えるようにするといいですね。相手に自覚がなかったならば、まさか傷つけていたなんて、とハッとしてくれる可能性があります。

しかし、悪意をもって、傷つけてきていた場合はどうでしょう?

先日、FBですごくいい言葉がシェアされていたのでこちらでシェアさせてもらいますね。

いばったりイジワルをすることを
ハラスメントと言う言葉で
マスコミでよく話題になっています。
そのようなイジワルな人は不幸な人です。
愛のない孤独で寂しい人生になってしまいます。
イジワルする人は相手の過ちを許せないと
理由をあげますが
もし相手に過ちがあるのなら
相手の落ち度を責めるのでなく
相手や自分がよりよい方向に発展を
生むために語るべきです。
イジワルによって人を愛する時間を失うことは
人生の大きな損失です。

イジワルでなくても
相手に注意しなければならい立場の人は、
ハラスメントにならないように
釈尊が説く五つの注意事項を守りたいですね。

①時と場所を選び語りなさい。
②相手の心に受容力がある時に客観的な視点で語りなさい。
③粗暴にならず、やさしく丁寧に語りなさい。
④相手の落ち度を責めるのでなく発展を生むために語りなさい。
⑤怒りを持ってはならない。慈しみの心で語りなさい。

釈尊は経典のなかでハラスメントを起こす人物に
以下のように戒めを説いています。

「他人を苦しめることによって
自分の快楽を求める人は、
怨みの絆にまつわれて、
怨みから免れることができない。」

「他人の過失を探し求め、
つねに怒りたける人は、
煩悩の汚れが増大する。
かれは煩悩の汚れの消滅から
遠く隔っている。」

-仏陀の言葉より-

※Sammaditthi Asakura元気になるページさん から引用しています。こちらのページが気になる方はFBで検索してみてくださいね、他にもステキな言葉がたくさん書かれています。

相手が悪いから言ってやった、相手が悪いから責め立てていい、相手が悪いからイジメてもいい。

自分を正当化してしまうと、自分のことが見えなくなり、どんどん酷くなっていきます。

こういう人にターゲットにされたら、同じタイプであればやり返したりするのでしょうが、心優しい人だと言い返せず、溜め込んで病んでしまうことも考えられます。

上に相談する、頼れる人に相談する、どうにもならない場合は、その環境からは立ち去る勇気をもってくださいね。死ぬ、ということではないですよ。仕事を辞める、部活を辞める、学校を休む、とにかくその場を離れましょう。それは悪いことではありませんので、無理に頑張らないでくださいね。

そして最後のパターン。本当に相手のことを思って、何か言ってあげたいけれど相手がどう受け取るかわからないとき。

シェアした投稿のように、相手が落ち着くまで待ってあげると伝わりやすくなりますね。

私もその昔、イライラして不機嫌を撒き散らしている友達に対して周りのみんながイラつき始めた時、これは揉める前に何とかしなければ、とその人を呼び出して、二人で自然の中をひたすら歩きに出かけました。そして何かあったのか、道中、ひたすら聞き役に徹しました。そして相手が落ち着いた頃に、私の意見を言葉を選んで伝えました。その人はわかってくれたので私もホッとしました。

これがもし、その人がイライラしている時に、あなたがそうやって不機嫌な態度をしていたら周りが嫌な思いをするのがわからない?!などと怒って責めていたら、きっと伝わらなかっただろうと思います。

現実ではどう対処するか、というお話をしましたが、それでもどうにもならない時、次は魂レベルのお話をしますね。

魂は地球に遊びにきた!

私がある先生に教わったお話です。

魂は、様々な経験をするために、この地球へやってきました。経験というのは、良いことだけでなく自分にとっては経験したくないような悪いことも含まれています。

世の中には不幸な事件や事故に巻き込まれてしまう人も存在しますし、そんなの経験したくないに決まってるでしょ!と、今の私たちなら当然思いますよね。

でも魂は違います。

魂は人間として生まれる前に、何を経験するか、大きなことは自分で決めて生まれてきています。

そして、経験することを楽しんでいます。

今目の前で起きている、辛いことさえも、魂は楽しんでいます。

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その昔にも書きましたが、私はこれをRPGのゲームに例えています。

ゲームをするときは、まず初めにキャラクターを選びますね。このキャラクターは魔王を倒すという使命を持っていますが、それはわかった上で、そのキャラクターを選択します。

そして冒険が始まると、仲間が殺されたり、戦いでモンスターから氷になる魔法を食らわされたり、故郷が魔王に破壊されたり、キャラクターが恋愛をしたり、結婚相手を選択したり‥様々な経験を経て、最後に魔王に戦いを挑みます。

ゲームに気持ちが入り込んでいると、仲間が死んだ時は本当に悲しかったり、ひどいセリフをいう脇役キャラクターに本当に腹が立ったりしますが、スッと一歩引いて現実の自分に意識を戻して落ち着けば、これはゲームなのだから、と割り切ることができますよね。氷にされる魔法を食らって、キャラクターの体力が1になったとしても、現実でコントローラーを握るあなたが氷になったわけではありません。

あくまでも、コントローラーを握っているあなたは、RPGの世界を通して仮想体験をしているだけの、傍観者です。

これが地球にきた私たちにも当てはまります。

コントローラーを握って傍観しているのはあなたの魂。

現実でいろんな経験をしているように感じているのは、人間という体をもらった、あなたという主人公のキャラクターです。

アタフタしているあなたも、悲しい思いをしているあなたも、幸せを感じているあなたも、魂はただそれを上から眺めて楽しんでいるだけなんです。

だから、ひどいことを言われても、RPGをしている時のように一歩引いてみてください。

ゲームをしない、という方なら映画を見ていると考えてみてください。

あぁ、この意地悪なキャラクターは、主人公である自分を傷つけるために、決まったセリフを喋っているだけなのだな、と見ることができます。

そうしたら腹もたたなくなりますよね。意地悪なキャラクターをやってくれてありがとう!と感謝までできてしまえば、完璧です。

キャラクターのお役目は終了、あなたに意地悪を言わなくなります。

この世は陰と陽でできている

上のような太極図は誰もが目にしたことがあるでしょう。

中国の思想で、この世は陰と陽で成り立っているというものです。

絵の中にあるように、白の中に黒い丸があるから、黒があるとわかるし、黒の中に白い丸があるから、そこに白い丸があるとわかるのです。

白の中に白い丸があってもわかりませんよね?

光の中に光があってもわからない。闇があって、初めてそこで光の存在を知ることができるわけです。

人生には嫌なことも起こります。

病気になれば、普段健康だった時がどんなにありがたいことだったかを知ることができます。

食べられず死んでいく人の存在を知れば、自分が食べられることがどんなに恵まれているか知ることができます。

失恋して傷ついたからこそ、次の恋愛では同じ過ちをせず大切にしよう、と思えたりします。

嫌なことも存在しないと、楽しいこと、幸せなことを知ることができないのです。

意地悪をいう人がいるから、優しい人がいると嬉しくなり、感謝できますよね。

世界のみんながいい人だけなら、それが当たり前となり、いい人に感謝もしなくなります。

嫌なことなんてなくなればいい!と思いますが、あるからこそ、幸せがわかるのです。

そして、その陰と陽の部分のどちらも、魂はただ傍観し、楽しんでいます。

だからそれを思い出してください。そんなに仮想現実の肉体をもった自分の心に翻弄されないぞ、と決めてみてください。

でも、そうは言われても、現実のあなたはもうおなかいっぱい、このしんどい状況を抜け出したいのよ!と思ったら、

『今の〇〇は十分経験しました。もう十分学びましたので、これはおしまいにして、次は△△という経験をします』

と自分で宣言してください。決めてしまえば、時間はある程度かかりますが、現実は変わり始めます。

辛いことに注目して、四六時中そのことばかり考えていると、その状況を永遠に引き寄せ続けてしまいます。

気持ちを切り替えて、楽しい想像をして、こういう現実を見ます、と自分で決めるのです。

そうすることで世界は変わります。

様々な経験をする!と決めて生まれてきたこの世界。

辛いばかりではありません。

陰があれば陽がある。

目の前のことに翻弄されず、もっと上から眺めてください。

自分が本当にしたいことはなんだろう?本当になりたい自分はなんだっただろう?

今、目の前の意地悪を演じるキャラクターにイライラして一日中時間を潰してしまうわけではないはずです。

心に沿って行動を始めると、現実が後押ししてトントン拍子にいき始めますよ^ ^

魂の記憶を思い出して、この人生を謳歌しましょう!

今日もここまでお読みいただきありがとうございました。

そんなあなたに、たくさんのキラキラした奇跡が起こりますように‥

waheguru❤️

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6 件のコメント

  • はじめまして。
    魂は肉体をもらい、地球に遊びに来ていると、私もそう思います。
    だから、一杯やりたいことをやって、楽しみたいと思ってます。
    ありがとうございました。

    • マダム・ヒーヅル様

      嬉しいコメントありがとうございます!
      私もたくさん楽しみたいと思っています^ ^
      魂に戻った時、楽しんだよ!って報告できたらいいなと思っています^ ^

  • ranさんはじめまして。ranさんの文章が好きで、よく拝見しにきています。いつも色々なことを教えていただいています。ありがとうございます。
    私は、意地悪をされたり理不尽なことをされると、その人のことを悶々と考えてしまい、そのうち自分の心を守るために、自分を正当化して、一生懸命心の中でその人のことを攻撃しはじめてしまいます。そして悪口や因果応報の記事を読んでは、共感する一方で耳が痛い思いをします。因果応報を知って、心の中でとは言え攻撃してしまう自分の内面をどうにかしたいと思うし、職場の嫌な人のことを休日の間中考えているなんてばかばかしいと頭では思っても、気持ちがうまく切り替えられず、何度も嫌なことを思い出しては辛くなります。無理に割り切ろうとしたりするのではなく、自分の気持ちをしっかり感じきって昇華するというのは本当に難しいです。
    私はHSP気質もあり、平気なフリをしがちで、また過去の経験から、フリだけでなく自分自身も無意識に騙し続けたため、自分の本当の気持ちがほとんど分かりません。時々、頭を殴られたような衝撃と共に、涙が溢れてきて、嫌だった、苦しかった、こうしたかった、こうして欲しかったというような何年も前の思いが突然溢れてきて、はじめて気づくということを繰り返してきました。それでも、こちらのブログに出会ったり、色々な段階を経てやっと自分の気持ちに向き合うことを学びつつあるのですが、まだうまくいきません。

    あなたには関係のないブログなのに長々と書き込んでしまいました。色んな教えをなかなか自分のものにできず、何度も読み返しに来ている私ですが、ranさんの記事にいつも助けられています。ありがとうございます。

    • におさま

      こんばんは。
      すごく苦しくてもどかしい気持ちが文章から伝わってきました。お気持ちはすごくわかります。
      私がこのようなブログを書いているのは、全て自分の悩みからです。自分が苦しい思いをしてきたから、たくさん本を読んだり、勉強をして、自分の中で消化し、同じ思いをしている人に伝えたい、と思っているからです。
      だからにおさまと私はある部分、とても似ていると思います。
      人前で平気なふりをしてしまうのは癖になってしまうとなかなか抜けませんよね。
      でしたら、せめて、家に帰って1人の時間を持った時に、思い返して、泣いてください。怒ってもいいです。
      とにかく、自分の感情を溜め込まないでください。心を壊すと体もいずれ壊れてしまいますよ。
      自分の心の声を毎日聞いてあげてくださいね。

      それができて、落ち着いてきたら、今度は相手には相手のもがきや苦しみや思い込みがあるのだろう、あの人なりに必死なのだろう、と思ってみてください。
      必死なんだね、よしよし♡って上から目線でみてください。
      アリがよじ登ってきて噛み付いたら、払いますよね。払って、踏み潰しますか?
      私は踏み潰さないので、踏み潰すタイプには使えない例えなんですが(笑)、アリはアリで、私が怖くて、必死で噛み付いたのだろう、と思います。
      生きるために必死だったんだね、ってアリを上から見てください。
      あなたに嫌がらせをする人はアリみたいなものです。
      必死なんです。

      アリのために、一日中悩まないでくださいね、
      にお様の世界、周りを見渡せば楽しいことがたくさんありますよ。そこに気付いたら、アリのことは忘れられますし、気にとめなくなれます。

      におさまの心が少しでも楽になるように願っていますね^ ^

      • ranさん、お返事ありがとうございました。
        おかげさまで、気持ちがだいぶ軽くなりました。楽になったり、思い出して沈んだりを繰り返してしまうので、度々いただいたお返事のこと、思い返しています。
        ブログの記事を読んでいて、分かる分かる…!と思うことがたくさんあります。ranさんが発信して下さることに、いつも多くのヒントがあります。
        アリ…私は自分こそ、ちっぽけで臆病で、イライラして、噛み付いては踏み潰されるだけの存在のように感じます。相手のことは、自分の身長より大きい、部屋に入りきらない象のようなアリ(気持ち悪い喩えですみません)を想像してしまうのに、不思議ですね。
        そんなイメージも、修正されていくよう、自己愛のこと、そして外の刺激がつらくイライラが募るときは、マインドフルネスのことなど、また読み返してみます。
        ありがとうございました!

        • におさま

          におさまは、ちっぽけな存在ではありません。
          イメージをどんどん変えてくださいね。
          におさまが自己イメージを変えたらどんどん変わっていきますよ^ ^
          応援していますね✨

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