誰でも1度は出会ったことがありませんか?
会話の9割が悪口、何をされたわけでもないのに他人のあら探しをしては悪口ざんまいの周りを不快にさせる人…。
そういう人が身近にいると、こっちのダメージがすごいですね。また自分がそういう面があるかも?どうしたら変えられる?と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。今日はそんなあら探しばかりしてしまう人の心理と対処法について書いていきますね!
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人のあら探しをしたいのは、あらを見たいから
まず大前提として、やってる本人は自分があら探ししてるとは夢にも思ってません🤔本人には自覚がないのです。自分の見ているものは真実でしかなく、別にわざわざ悪いところを探そうとしているつもりは毛頭ないので、自覚もなければ直るわけがありません。
ですが、私は以前人間というのは見たいものを見る生き物だと以前に書きました。⇒人は見たいものしか見ない生き物です
人間の五感は、常にたくさんのことを感知しています。でも感知できるもの全てを意識したり、記憶することは脳の処理能力を超えてしまいます。だから、人間は、見たり聞いたりのような五感で感じること全てには意識は向けないようになっていて、自分の興味のあるところにだけ意識が向くようになっているのです。
あなたにも次のような経験はありませんか?
- 今まで使っていたスマホをA社からB社に変えたら、今までよく歩いていた通り道にB社のショップがあることに気づいた
- 今まで興味はなかったが、エステに行ってみようと思い始めると、よく買い物しているお店の建物の上に実はエステがあったことに気づいたり、やたらエステの広告や看板が目につくようになった
- この大学はお金持ちの人が通うところ、と知ってからよく周りを見てみると、確かにみんなブランドものを身につけたり高そうな服を着ていることに気づいた
- この女優さん美人だなーと思っていたのに、友達が、えー?鼻の穴大きくて私は美人と思わない、と言っているのを聞いてから、ドラマを見ていたらその女優さんの鼻の穴が気になって仕方なくなってきた
- 前は無頓着だったが、ネイル💅のお店に行くようになってハマったら、誰がネイルをしていて誰がしていないか気付くようになったり、ネイルハゲてるのに直してない、とかこの人はしょっちゅうデザインや色が変わっててオシャレだ~などと人のネイルにやたら気づくようになった
- この人嫌いだなーと思いはじめたら、嫌なところばかり目につくようになってますます嫌いになった
このような、以前と変わらずにあることなのに、自分がそこを意識するようになったら色々気付いたり、見えてきた、なんてことが人生の中ではよくあるはずなんです。
私もこのパターンではないですが、先日友達が大衆居酒屋にいこう!と言うのでついていくと、よく通る道の横に階段があり大衆居酒屋が立ち並ぶフロアへ連れていかれ驚きました。大衆居酒屋の多さにではなく、えー!こんなとこに階段あったの?!って驚いたんです。別に階段が見づらいところにあったわけではないんですよ。長年歩き慣れた道の横にふつうに階段があること、そこに目が行かなかったくらい、興味のないことは意識に上がってこないものなんですね😃
逆に人間は興味のあることにはいくらでも目がいくんです。見たいものを取捨選択して生きていないと頭がパンクしてしまうから、それが当然のことなんです。
だからあら探し大好き、悪口大好きな人というのは人のマイナス面を見たくて見たくてしょうがない人、ということなんです。
見たいから、見たい部分ばかり目に入る。人のあらばかり目についてしまうんですね。
幸せは自分の心が決めることを知っている人なら、なぜわざわざマイナス面なんか見たいの?と思いますよね。ではあら探ししたい人のマイナス面を見たいという心理はどうなってるのでしょうか?
満たされない自分を満たす方法、それがあら探しになってしまっている!
あら探しする人というのは一言で言うと幸せでない人なんです。
周りから見れば幸せそうに見えていたとしても、実際にその人がたくさんのものを持っていたり、環境に恵まれていたとしても、その人自身がその幸せに気づいておらず、満たされていなければ、幸せではないのです。そしてその満たされない心を満たすために、人のあら探しを始めてしまうのがあら探ししてしまう人の心理なのです。
では、なぜあら探ししたら満たされるのか?
優越感を感じて安心したいから
人の悪い部分を見つけてそこを批判していると、そんなことはしない私、という構図になるので自分がいい人間のように感じることができます。自分がいい人間だと感じられたら気持ちよくて満たされますよね。それを感じたくて、人を批判するのです。
例:あら探しちゃん『デブは甘えだよね。自分に甘い自己管理できないダメ人間!』(心の奥底)『痩せてる私は自己管理できて自分にも厳しい素晴らしい人間!』あぁ気持ちいい!!
ただの僻み
周り『あの人痩せたよね、綺麗になったね』
あら探しちゃん『痩せられるなら最初からやればいいじゃん。ていうか痩せても顔はブスじゃん』
周り『…😓』
こんなこと言えば当然周りはドン引きですが、あら探しちゃんは、真実を言えるちょっと毒舌でサバサバなアタクシと思っていたりします。なんでこんなこと言ってしまうのかって、その心理はみんなが他人を褒めてたら自分が不安になるからです。私は?私は?なんであんなの褒めるのよ!って気持ちが奥底にあるんです。だから必死に他人を落としたいわけです。まぁ結果、発言してしまったら周りの評判が落ちるのは自分なんですけどそこに気付かないくらい必死なんです(笑)
自信がないから
人間というものは生きている限り、自分は素晴らしい!と思えないとしんどいです。自分が嫌いで自己否定してしまうタイプは生きづらく、自ら自分を攻撃してストレスを自分に与えているようなものです。
あら探ししてしまう人の心理の1つには、自分が価値の低い人間であるはずがない!私は素晴らしい人間だ!と思いたいがために、必死に他人のあら探しをして、自分はあれよりマシ、というプライドを保ちたいのです。他人と比較しないと自分が素晴らしい、と思えないし自分のことを認めてあげられないからです。だから人のあらを必死に探してしまうんです。
ストレス発散したいから
あら探しちゃんは感情も不安定です。自分で自分の感情をコントロールできないので、いつも感情と言う名の暴れ馬に引きずり回されている状態。
わざわざ腹の立つところに自ら目を向けてはまたイライラして感情を揺さぶられ、そのストレス発散に悪口三昧になるのです。
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あら探しちゃん対処法
心理を知る
上記にあげた心理を知っておけば、他人があら探しを始めたら、自分に自信がないから必死なのね、とか、嫉妬してるんだねーとか冷静に判断できるとこちらの心が揺さぶられにくいです。
能面になってみる
能面で、相槌もろくに聞いてない風にして、絶対に同調せず、こいつに話してもつまんね~と思われたら勝手に離れていくのでラッキーです。ただしこれは、空気読めない相手には使えません(笑)
言える相手なら指摘してみる
いつも悪口言ってるね(笑)とか(笑)対等な立場なら言えますね。私もずーっと悪口聞かされた時は『ストレス溜まってるの?ずっと文句言ってるけど』と言ってみたことがあります。少しでも自分を省みる人であれば、気づいてくれるかもしれません。私の場合は、指摘したら『え?文句なんて言ってる?私』と言われ、えー自覚ないの?!と驚きました(笑)さっきから会ってずっと悪口しか聞いてないのに(笑)気づかない人もいる、でも気付いて省みてくれたら、ラッキー、くらいでやってみてください(笑)相手が上司とかだったらできませんけどね💦
ていうか二度と会わない(笑)
私の場合、その人とはもう会わなくなりました。その人は話すことでストレス発散になるんだろうから否定はしませんが、聞かされるこっちはストレスですもん。その場にいたもう一人の悪口をあまり言わない別の友達に、後日またあの人とご飯いく?と聞いたら、『え?もういいでしょ』と友達も、何がどうとか具体的なことは言いませんが、会いたくないとはっきり言っていました。
周りがこうやって消えていけば気づくかもしれないし、でも似たように一緒に悪口を言いたいタイプは残るので、気づかないかもしれない。でもその人がどうしていようとその人の自由です。ただ、自分がそれでストレスを感じるのなら、離れたらいいんです。上司や親戚などの離れられない関係の人ならできるだけ避けたり、捕まらないようにするしかないですけどね。そんな時は忙しいフリしてください(笑)電話かかってきたフリするとか、用事思い出したフリするとか、トイレに行きたくなったフリするとか(笑)私はその場から立ち去るために相手を傷つけない嘘ならついてもいいと思います(´-`)
魂年齢が低いんだろうな、と思って達観する
年齢が大人だったり、自分と同じ、あるいはもっと上だったりすると、なんで人に嫌な思いさせてるってわからないのかな?などとこちらもイライラしがちです。でも肉体的な年齢は大人でも、魂自体の年齢が自分より幼ければ、仕方ありません。幼稚園児がピーチクパーチク言ってるわ、くらいに思ってみてください。まともに聞こうと思わないでしょ?まともに聞くとこっちのダメージでかいですからね。まともに受け取らずにスルーできると楽です。スルーしろと言われてもできないからしんどいものなので、魂が幼稚園くらいなんだなーと達観してみてください、ってことです☆
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最後に…自分があら探しちゃんだった場合の対処法
上記の心理を知った今できることはなんでしょう?それは他人を否定せずにそのままの自分を受け入れ素晴らしい人間だと知ることです。でもそう思えないから困ってるんだし、というのなら、自分が好きになれるようなことを始めてみてはどうでしょうか?ボランティアするのもいいし、得意なことをして自信をつけるのもいいし、何か頑張ってみて、今日は頑張った、エライ!と自分を褒めてもいい。人に優しくしてみるだけでも、自分の心は満たされます。自分を満たせるのは他人ではなく自分自身です。
あらさがしして悪口を言って、自分はあれよりマシな人間だ、と一瞬は自尊心を満たせても、それはすぐ消えていくので一生あら探ししていなければなりません。世界は鏡なので、自分がそんなことばかりしていれば、当然自分も、他人にあら探しされまくって嫌な思いをします。それでイライラしてまたストレス発散にあら探しする、その負のループに入ってしまいます。
さらに、あら探しちゃんは周りを不快にさせてるので、確実に嫌われます。嫌われたらますます自分を嫌いになり、また他人をdisる、これまた負のループの誕生です。
あと、よく悪口言ってるのが一番楽しい、なんて人がいますが、本当にそうなのでしょうか?よく知られた話ですが、潜在意識は主語が区別できません。だから『あいつはバカだ、ブスだ、性格が悪い』などと言っている時、それを聞いている自分自身は『私はバカだ、ブスだ、性格が悪い』とインプットされます。自分が悪口を言われて楽しい人間なんていません。それにインプットされるということはますますそういう人間になってしまうということ。他人の良い部分に目を向けて、褒めていけば、それは潜在意識にとって自分を褒めているということなんです。しかもいい部分にだけ目を向け始めると世界が変わります!あんなに腹立たしい人物たちに囲まれていた私!という世界が消え去り、周りはいい人ばかり!な世界に変わるんです。それが引き寄せの法則💛
また周りにあら探しちゃんがたくさんいる!という人はそこから何か学びなさい、ということなので、なにを学べるか、考えてみるといいです。学びなさいよ!と偉そうに言いたいわけではなくて、そう考えて答えがでて相手への見方が変われば、状況が変わるからおすすめしてるんです。ただ腹立つ!と怒っていても、解決はしないので。
私たちの魂は、地球でたくさん体験してたくさんのことを学び、楽しもう!と思ってやってきてるんです。だからあら探しちゃんに振り回されたりせずに、自分が主人公のこの世界を楽しんでみてくださいね♪
今日もここまでお読みいただきありがとうございました^^
あなたにたくさんの奇跡がやってきますように☆waheguru💛
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